2/26(月)、都内某所にて「平成29年 オートレース選手表彰式」が正午より開催されます。
11:30をまわった頃から会場には続々と全国よりオートレースファンが集まってまいりました。

会場には故・平尾昌晃さんを偲び、これまでの平尾さんのオートレース愛を振り返る
特設ブースが設置されていました。

毎回恒例、オートレース競走車・セアの展示ブース。名札には「平尾」の文字が。
公益財団法人JKA会長 笹部俊雄さまのご挨拶にて表彰式がスタート。
「これからも”分かる、当たる、楽しい”をコンセプトとして、魅力ある企画レースの提供、
場外車券売り場の設置、ミッドナイトレースの充実など、より多くのお客さまに楽しんでいただける
オートレースへの取り組みを進めてまいります。」
そして、毎回「オートレース選手表彰式」に参加してくださいました故・平尾昌晃さんの
オートレースへの功績を讃え、今回より特別賞として”平尾昌晃賞”が新たに用意されました。
いよいよ各賞の表彰です。


☆平尾昌晃賞:有吉辰也選手(飯塚)、岡谷美由紀選手(浜松)


☆優秀新人賞:黒川京介選手(川口)
☆最優秀新人賞:中村杏亮選手(飯塚)

☆優秀選手賞:荒尾 聡選手(飯塚)

☆優秀選手賞:高橋 貢選手(伊勢崎)

☆優秀選手賞:永井大介選手(川口)
(通算勝利1000回記録選手賞とのダブル受賞です)

☆最優秀選手賞:鈴木圭一郎選手(浜松)
(特別賞(10連勝賞)とのダブル受賞です)

表彰選手全員に記念トロフィーが授与され、オートレース関係者&ファンの皆さまのための
「フォトセッション」が行われました。表彰選手の皆さま、おめでとうございました☆

表彰式のあとは選手と全国オートレースファンとの親睦会、「ファン感謝祭」です♪
これまで乾杯の音頭は平尾昌晃さんが行なっていましたが、今回は
全日本オートレース選手会を代表し、選手会長・齋藤 努選手が担当しました。
「ダーウィンの進化論の言葉をお借りしますと、”永い年月を生き残るには、強いものではなく、
変化する環境に順応した者が生き残れる”といいます。私たちも時代に順応しつつ、プロとして
”お客さまに楽しんでもらえること”を日々心がけてレースに取り組んでまいります!」
乾杯の掛け声のあと、選手の方々はステージを降り、お客さまは立食を楽しみました♪


「ファン感謝祭」実施時、今回より設けられました”平尾昌晃賞”を改めて紹介し、
故・平尾昌晃さんを偲ぶ献杯が行われました。
初回となった今回の平尾昌晃賞は、大きな事故・けがによる長期欠場から復帰をして
再びSG優勝戦への出場を果たしました有吉辰也選手(飯塚)、そして、
女性選手として3度目の優勝を成し遂げました岡谷美由紀選手(浜松)に選ばれました。
どちらも”一生懸命頑張れば夢が叶う”という希望を私たちに与えて下さった
功績を讃えての受賞となりました。
選手とファンとの親睦イベントとしまして、受賞選手全員が再びステージに上がっての
「お客さまとの全員握手会」を実施。表彰式参加証の色やナンバーによって
いくつかのグループに分け、一列に並んで受賞選手全員と握手を交わしていきました。


そして年間のオートレース・「ベストマッチ オブ ザ イヤー2017」は・・・
昨年12/31の川口オート”大みそか決戦”、
『スーパースターフェスタ2017 SG 第32回 スーパースター王座決定戦』 の
最終12R「SS王座決定戦」が選ばれ、見事優勝を成し遂げました
荒尾 聡選手(飯塚)が受賞となりました!おめでとうございました☆
こうして今年の「オートレース選手表彰式」&「ファン感謝祭」も盛大のうちに&あっという間に
エンディングを迎えることになりました。ラストは昨年に引き続き
最優秀選手賞を獲得しました鈴木圭一郎選手が受賞選手を代表し中締めの挨拶を行ないました。
「えー、大変緊張してます、ハイ(笑) 昨年もMVPに選んでいただいて、中締めの挨拶を
したのですけど、昨年以上に緊張していまして・・・大したことは話せませんが、中締めの挨拶を
させて頂きます。
オートレースはやはり、ファンの皆さまがあっての競技で、ファンの皆さまが、
(車券を)買って頂けるからこそ、選手もみんな走らせて頂けています。そのためには
選手一人一人が良いレースをして、ファンの皆さまに”買って頂けるような選手”にならなくては
いけません。自分は・・・そうですね、常に、どんなレースであっても、良いレースをして、お客さまに
少しでも多く買って頂ける選手になろうと思っております。
おとといですね、「(挨拶の言葉を)考えてきて」とJKAの方に言われたのですけど・・・考えれば
考えるほど、何も思いつかなくなって・・・今、この場で思っていることを言っているだけなので、
本当に申し訳ありません。。(会場から「大丈夫だよ!」、「がんばれー!」の歓声と拍手)」
「最後になりますが・・・これだけはファンの皆さまに、伝えたいことがあります。
”昨年よりも、今年はオートレースを好きになって下さい。”
”そして来年は、それ以上にファンの皆さまに、
オートレースが好きになって頂けるよう、良いレースをしたいと思います。”
簡単ではありますが、中締めの挨拶とさせて頂きます。本当にありがとうございました!」
圭一郎選手のメッセージに、お客さまから最高の拍手が沸き起こり、そして・・・
「はい!」、「分かりました!」、という、呼応・OK!の言葉が贈られたのでした。
いつもならば激励・応援の言葉が贈られる中締めのイメージですが、
今年はとても印象的なエンディングとなりました・・♪
受賞選手の皆さま、本当におめでとうございました☆
そしてオートレースを愛して下さる皆さま、今後ともオートレースをよろしくお願いいたします!
おしまい