
写真:受賞しました選手の方々は次の通りです。左上から、黒川京介選手(川口)、
佐藤摩弥選手(川口)、高橋 貢選手(伊勢崎)、中村杏亮選手(飯塚)、左下2番目から、
青山周平選手(伊勢崎)、鈴木圭一郎選手(浜松)、永井大介選手(川口)、佐藤貴也選手(浜松)
5日間をかけて伊勢崎オートにて繰り広げられました「サンケイスポーツ杯 GUレジェンドカップ」は
伊勢崎ライダー・高橋 貢選手が地元GUタイトル防衛優勝を成し遂げ、幕を閉じました。
翌日の2月25日(月)。都内某所にて平成30年度をかけて輝かしい成績を残しました
選手の方々を表彰する、恒例の『オートレース選手表彰式』が執り行われ、浜松からは
鈴木圭一郎選手が”最優秀選手賞”に、佐藤貴也選手が”優秀選手賞”に選ばれました。

会場内には「ニコニコ生放送」などのインターネット中継カメラが設置され、
選手表彰式の様子が中継される予定です。
会場入口の前には競走車が展示され、またがって記念写真を撮ることもできます。
伊勢崎オートでおなじみ、チビッコレーサーイベントで使用するナインドラゴンも。

長い間オートレースをこよなく愛してくださった作曲家、
平尾昌晃氏を讃えるブースも会場に設置していました。

公益財団法人JKA会長 笹部俊雄さまのご挨拶にて表彰式の幕開けです。
「本年も、オートレース界は、迫力あるスピードレースの魅力と、超・接近戦での
攻防戦を通し、お客さまに感動して頂けるよう、業界一丸となって取り組む所存でございます。」
昨年より故・平尾昌晃さんのオートレースへの功績を讃え、年間を通じて表彰するに足る
素晴らしい成績・記録を残した選手を表彰する”平尾昌晃賞”が追加されました。
平成30年度の表彰選手は次の通りです。

☆特別賞:永井大介選手(川口) SG通算優勝回数15回達成
鈴木圭一郎選手(浜松) SGレース完全優勝
☆平尾昌晃賞:佐藤摩弥選手(川口) 女性初のSGレース優勝戦に進出
高橋 貢選手(伊勢崎) 通算優勝回数200回達成
☆優秀新人選手賞:中村杏亮選手(飯塚)
☆最優秀新人選手賞:黒川京介選手(川口)
☆優秀選手賞:青山周平選手(伊勢崎)
佐藤貴也選手(浜松)
永井大介選手(川口) ※特別賞とのダブル受賞です
☆最優秀選手賞:鈴木圭一郎選手(浜松) ※特別賞とのダブル受賞です

表彰選手全員に記念トロフィーが授与され、オートレース関係者&ファンの皆さまのための
「フォトセッション」が行われました。表彰選手の皆さま、おめでとうございました☆

表彰式のあとは選手と全国オートレースファンとの親睦会、「ファン感謝祭」です♪
これまで乾杯の音頭は全日本オートレース選手会を代表し、
選手会長・齋藤 努選手が担当しました。
「本日は、選手表彰式・ファン感謝祭にご列席たまわり、誠にありがとうございます。
受賞した選手の皆さま、おめでとうございます。今年は平成から新しい元号になると言われています。
新しい元号に変わると、平成とは違った、新たな風が吹いてくるのではと思っています。
われわれ選手会も、新しい風にうまく乗っていけるように、昭和・平成の良き伝統を守りながらも
新しい元号の新しい風に乗って、ますます発展させていきたいと思っております。」

優秀選手賞に選ばれました佐藤貴也選手。
貴也選手:「S-2まで行けましたので、進化するとしたら、あとひとつしかないですね!
そして来年は”最優秀選手”としてここに戻ってきたいです!さらにレース以外でも、
ファンの皆さまに楽しんでもらえる方法を模索していきたいです!Bet On Me!!」

新人選手の受賞インタビューでは、司会が飯塚オートのAKI ちゃんに交代。
AKI ちゃんはふたりの”キョウスケ”である、黒川京介選手&中村杏亮選手を紹介しました。
黒川選手:「自分が受賞したことを聞いて、ひとりでガッツポーズをとっていました(笑)
目標は、受賞された皆さんのように、S級のひとケタを目指したいです!」
中村選手:「去年は「優勝してここに立ちたい」と言っていたので、有言実行できたのですが、
クロ(黒川選手)と優秀選手・最優秀選手が入れ替わってしまったので、半分半分ですね(苦笑)
今年はSGに出て1着を獲ることが、叶えたい夢です。」

今回のスペシャル・ファンイベントは、「受賞選手全員と一緒に記念撮影」!
参加者を対象に抽選を行ない、当選されました5名様を壇上へお招きしての
フォトセッションが行なわれました。

さらに当選者には、受賞選手全員が1枚に書き込みました記念サイン色紙をプレゼント!
受賞選手を代表し、佐藤摩弥選手から手渡されました♪おめでとうございました☆

現在オートレーサーを目指して日々厳しい訓練を続けている34期候補生たち。代表して
上和田拓海候補生(22歳)と信澤綾乃候補生(20歳)によるビデオメッセージが放映されました。
みごと合格すれば今年の6月にデビュー予定です、応援をよろしくお願いします!

そして。今回の『オートレース ベストマッチ・オブ・ザイヤー2018』は、
2018年9月9日、伊勢崎オートにて繰り広げられました「GU稲妻賞」の優勝戦に選ばれました!

8番手のしんがりスタートから全8周をかけて他7車を攻略、地元伊勢崎の”絶対王者”こと
高橋 貢選手の通算200Vを阻止し、GUタイトル完全制覇を成し遂げました、
鈴木圭一郎選手の受賞となりました!おめでとうございました☆
圭一郎選手:「この賞がずっと欲しかったので、皆さんに選んで貰えて良かったです。
1年のうちで一番仕上がっていたエンジンでした。予選から、あとは”勝てる勝てないは
自分の問題だ”と思っていました。この時、まだ出たばかりの新品タイヤを使って、当たりつけの
時から手ごたえは感じていました。先頭の貢さんはかなり前に行ってるのは分かっていて、
(あせるな、あせるな)と思いながら走っていました。悔いの残らないように、と。
レース後半になってもタイヤのスベリもなく、とても良かったです。タイヤもエンジンも、8周回に
合ってくれたレースでした。昨年から自分のレースがベストマッチに選ばれるのを目指して、
とにかく良いレースをと思って走り続けてきましたので、自分のなかでも最高のレースでした。」

楽しい時間はあっという間に過ぎ、「オートレース選手表彰式」はエンディングを迎えました。
受賞選手を代表し、鈴木圭一郎選手がお客さまへ中締めの挨拶を行ないました。
圭一郎選手:「本日はご出席いただき、誠にありがとうございます。自分は、この中締めの挨拶は
本当に苦手で、表彰式があると聞いて、MVPに選ばれて、嬉しかったのですけど…JKAの方に
「中締めの挨拶をしなくてはいけないんですか?」と言って、「ハイ、お願いします」と言われたので
挨拶をさせていただくことになりました。あまり難しいことは言えないのですけど、オートレースは
本当に感動を皆さまに与えることができて、本当に素晴らしい公営競技だと自分は思っています。
選手一同、車券を買ってくださっているお客さまや、レースを見ていただいているお客さまに、
勇気と感動を与えられるレースを今年も一生懸命、選手一同頑張りますので、今年もオートレースを
よろしくお願いします。簡単ではありますが、中締めの挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました!」
会場から割れんばかりの拍手と声援が選手たちに贈られました。

こうして『平成30年 オートレース選手表彰式』は盛大のうちにお開きとなりました。
受賞選手の皆さま、誠におめでとうございました☆
そして全国より会場へお越しくださいましたオートレースファンの皆さま、
表彰式にお招きくださいましたオートレース関係者の皆さま。
今回もありがとうございました!平成31年、そして新元号に変わっても、
変わらずオートレースを盛り上げてまいりましょう☆
おしまい