山陽オートレース場まで足を運んだのですから、そのまま浜松に帰るわけには、と
下関周辺を散策。写真は関門海峡にかかる「関門橋」です。
奥に九州、門司の山々が見えます。
浜松の浜名湖・弁天島ではまずお目にかかれない、タンカー級の大型船が
ゆっくりと関門海峡を通過していく様子は何ともスケールが大きいです。
この日はとても11月とは思えない暖かさで、波も静かでした。
「長府庭園」。かの長府毛利藩の家老、西 運長(にし ゆきなが)の敷地跡です。
長府毛利藩は安芸(広島西部)の名将・毛利元就の流れを汲みます。
四季折々の花や植物の移り変わりを楽しむことができ、
敷地内に流れる小川のせせらぎが旅人の心を落ち着かせます。
時は源平合戦、壇ノ浦の戦いにて平家が敗れ去り、わずか8歳にして
関門海峡に入水した安徳天皇を弔うために祀られた「赤間神社」。
現在も子供の成長を願う神社として受け継がれ、この日は七五三のお祝いで
お参りにやってきた親子がいっぱいおりました。