
無観客開催でお送りしてまいりました浜松オート伝統の一戦、
「遠鉄グリーンカップGT開場64周年記念ゴールデンレース」、最終12R「優勝戦」は
8周回のブチ走路にて競われ、スタートを決めて好位置につけた浜松の32期・
鈴木圭一郎選手が序盤で先頭を手に入れ、ぶっちぎりのチェッカー!
2回目の地元GTタイトルを獲得、そして川口「2-2」、
浜松「第13回スポーツニッポン新聞社杯」に続く
”出場3開催・連続優勝”を成し遂げました!

「おめでとう!」と祝福の声をかけるために入場門・ファイティングゲート前にて
圭一郎選手の凱旋を待っていました、新井惠匠選手(伊勢崎)と
同期の吉原恭佑選手(伊勢崎)。取材班の「記念撮影をお願いしても良いですか?」
というお願いに、新井選手は「じゃぁちょっと距離をとりましょうか♪」と
提案。ご時世柄の少し間を置き、後ろに離れての記念撮影となりました☆

イベントプラザでのGT優勝選手表彰式。スポーツ新聞など
マスコミによる写真撮影のわずかな時間だけマスクを外してくださいました。
圭一郎選手優勝のコメントです。
「最近はここぞというところで全然取れていなかったので、レース前も
緊張していたんですけど、スタートをきって、良い走りができたと思います。
この5日間は優勝しか目指してなかったですね。
少し走路が濡れている状態での試走でしたので、手応えは感じられなかったです。
スタートが今節の中で一番きれたと思います。ファーストコーナーもうまく回れました。
道中の乗り味は自分なりには良い状態でした。先日の
下回り整備が今日になってうまく馴染んでくれましたね。
勝負所は1〜2周目、試走と違ってレースでは多少濡れていながらも、
もう晴れ走路だと思って、(とりあえずビビらずに行かないと!)と思って
走ったことが良かったと思います。
あとは1着でゴールできて、やったー!という感じです!
本当はここでシャンパンファイトをして、お客様にいっぱいシャンパンを
かけたかったのですけど(笑)コロナの影響で、お客さんのいない中での優勝、
表彰式になってしまいましたが…
また大勢のお客さんの前で、優勝をいっぱいできるように
頑張りますので、これからも応援をよろしくお願いします!」
鈴木圭一郎選手、「遠鉄グリーンカップGT開場64周年記念ゴールデンレース」
優勝、おめでとうございました☆

先日そして本日とピットレポートを担当して下さいました、
伊勢崎オートCS放送の岩切奏恵さん。また浜松へいらしてくださいね♪
松本実優さんとともに、5日間をかけたGTレポートをありがとうございました!
最終12R「優勝戦」、試走はブチ走路にて行なわれました。
発走予定は変更され16:54ファンファーレ予定です。
熱戦にご期待下さい!
一時は悪天候により中止が懸念されていた、JIN ちゃんの
「優勝戦ラウンドガール」でしたが、雨が止んでくれたために無事決行♪
逆光のまぶしさもなく、風も凪いでおり、ラウンドガールのしやすい気候となりました☆

第11R「特別選抜戦」、走路状況が”ブチ走路”へと変化。
1着5枠・岩田裕臣選手(川口)、2着6枠・佐藤裕二選手(川口)、
3着1枠・平塚雅樹選手(浜松)の確定は5-6-1。

第10R「選抜戦」、1着4枠・大木 光選手(川口)、2着5枠・木村武之選手(浜松)、
3着7枠・金子大輔選手(浜松)の確定は4-5-7。
GTゴールデンレースは浜松市の大企業、遠鉄(遠州鉄道)さんが協賛ということで
毎年ゴールデンレースでは「ネッツトヨタ浜松」さんオススメの車両が
試走先導を担当してくださいます。今回はトヨタ・ライズが4日目&5日目の
全12Rをかけた試走先導を実施♪元・全日本オートレース選手会長、
現在浜松オートレーシングスタッフの榑林敏郎さんも運転を行なっています☆

第7R「2連単払戻率80%競走」、道中にて審議がかかり、5枠・鈴木静二選手は
内線突破のために反則失格となりました。1着は2枠・山田真弘選手(川口)。

CS放送に出演しました新・浜松オートレースヴィーナス・JIN ちゃん。
「7Rの”2連単払戻率80%競走”を、よろしくお願いします♪」
と、グレードレース7・PR用のプレートを自ら掲げて紹介してくださいました(笑)
今日はJINちゃん、朝一番で浜松オートに来場するや、
「ブンブンさん、出走表の折りたたみ方を教えて下さい!」と声を掛けて下さいました。
折りたたみ方といえば、そう、浜松オートの出走表はA3版とかなり大きなサイズであり
1面に9レース分の選手近況情報が網羅されているため、オートレースの初心者さんは
まずベテランの方から出走表を9分の1に折りたたむ方法を教わり、折り方の
組み合わせで全レースの番組が見られるコツを覚えます。
日々、オートレースのイロハを積極的に学んでいるJIN ちゃん♪
ぜひオートレースファンの皆さまも、いつか入場が解禁されてJIN ちゃんにお会いできる
日がやってきましたら、皆さまでオートレースの楽しみ方をアドバイスしてくださいますよう
応援をよろしくお願いします☆

GTゴールデンレースの5日間をかけて「よぉ、ブンブン君。コーヒーでも飲んでいくかい?」
と、こだわりのドリップ容器にてコーヒーを煎れてくださいました、岩田行雄選手(伊勢崎)。
この時ばかりは整備の手を止めて、リフレッシュタイムとなります。
私はひとつ、「岩田選手の競走車がグリーンなのは、マイカラーなのですか?」と
質問してみましたところ…
岩田選手:「あぁ、このガソリンタンクとフェンダーの色でしょ?別に自分が緑が
マイカラーというわけじゃないんだよね。実は、トライアンプやHKS(フジ)の時代まで
さかのぼるんだけど。僕の先輩にあたる元・選手が、「トライアンプに挑戦したい」って
競走車をまるまる購入したんだけど、当時、あれに乗るためには上級乗車の試験を
受けて合格しないといけなかった。それで先輩は残念ながら試験に落ちちゃったんだよ。
で、乗るのをあきらめた先輩は、車両をまるまる「岩田君が代わりに乗ってくれ」って、
僕が譲り受けることになって。その時の先輩のカラーリングが、今の僕が使っている
緑色のフェンダー&ガソリンタンクで、それ以来、HKSやセアに乗り変わっていっても、
僕はこの色にしているんだよ。昔の競走車と比べて、セアはずいぶんと乗りづらくなって
しまった。その昔はカムシャフトなど部品を削ったりといった加工が許されていたから、
良いパーツが手に入ったら、削るなりしてずいぶんと長持ちさせて使い続けていたけど
セアはエンジンパーツの加工が禁止されているから、部品庫で買ったまま組み込んでみて
相性が良くない・ハズレだった場合は、使えないのでもう捨てるしかない。勿体ないよね。
浜松だと”高橋工作所”って言ったかな…当時のエンジンパーツのチューニングに関して
そこの親方さんにだいぶお世話になったけど、もうなくなっちゃったんじゃないかなぁ。」
もう30年以上も前にさかのぼるお話を聞かせて下さいました岩田行雄選手。
コメントありがとうございました☆

本日5/31に30歳の誕生日を迎えました栗原俊介選手(伊勢崎)が
第6Rにて3枠ゼロハンから出場、終始先頭を守りきってゴールイン!
ダブルで嬉しいバースデー・ウィナーとなりました♪おめでとうございました☆

競走車を試走場へと運ぶ中村雅人選手(川口)。

本日の中間地点となる第6Rの発売中にピットレポートを実施。
浜松の空はいまだに小雨が降り続いており、岩切さんは朝と同じく
傘をさしたままでのレポートとなりました。日差しや風が浜松バンクに届かない限り
良走路での優勝戦はいよいよ難しくなってまいりました。

小雨がパラパラと降りしきるなか、屋外でエンジンをかける笠木美孝選手。

さて浜松オートCS放送にてお知らせがありました通り、浜松オートは明日
6/1(月)から”外向前売発売所”にて的中車券の払戻しを再開します。
(他オートレース場における払戻しの再開日はテロップを参照、
専用場外場の払戻しにつきましてはJKA・オートレース総合サイト等を参照)

これまで有効期限延長となっていました、浜松オートで投票・的中しました車券を
上写真の外向前売発売所にて明日6/1(月)より払戻ししますが、
注意事項が数点あります。
・外向前売発売所の中で他場&本場レースを観戦&投票することはできません。
・外向前売発売所への入場は「1名ずつ」となります。
・混雑が予想されますので時間を分散してご来場ください。
・ご来場の際にはマスクの着用をお願いします。
・発熱や風邪の症状があるお客様は入場することができません。
・列に並ぶ際はソーシャルディスタンス(社会距離)をお守り下さい。
皆さまのご協力をよろしくお願いします。

そして払戻しの有効期限が延長されました浜松オートの投票・的中車券につきましては
改めて”すべてのオートレース場、及び専用場外場において
払戻を再開してから60日”が払戻しの有効期限となります。
(令和元年12/31〜令和2年2/26までに発売された車券が延長対象です)
払戻しの終了日はまだ未定、決定次第、お知らせします。
どうぞ明日6/1から払戻しをお済ませ下さい。

フロント回りを整備する松山茂靖選手。同期の木村武之選手が見守っていました。

長谷晴久選手を尋ねる鈴木章夫選手。


左から、使わないタイヤをまとめる佐藤摩弥選手(川口)、
使わないパーツの片付けを始める田中 哲選手(伊勢崎)。

タイヤを選ぶ中村友和選手。
GT優出を果たした早船 歩選手(川口)へ、優勝戦に向けてのコメントを取る
公営競技ライター・沢 朋之さん。本日は第8RからCS放送にてリモート出演します。
タイヤの表面を削る吉原恭佑選手(伊勢崎)。
前輪を壁に押し当ててアクセルを開くと後輪だけが路面を滑りながら回転し、
路面との摩擦でタイヤの表面を削ることができます。

マシンの表面へワックスをかける鈴木辰己選手。
ワックスをかけて表面をコーティングしておくことで、雨でのレースを
終えた後に、ウエスで表面にくっついた雨水や埃などを拭き取りやすくします。

給油器へ油を補充に行く青山周平選手(伊勢崎)。

工具を持って自身のロッカーへと向かう鈴木圭一郎選手。
奥は福田勝則選手(伊勢崎)。宿舎の荷物をさっそくまとめたようです。

本日ラストとなるロッカーレポートは伊勢崎オートCS放送の岩切奏恵さんが担当。
さらに1度目のレポートでは新・浜松オートレースヴィーナス・JIN (じん)ちゃんも
参加となりました…が、あいにくの雨ということで、傘を差しての撮影となりました。
JINちゃん:「もし晴れれば、第12Rの「優勝戦ラウンドガール」と
「チェッカーフラッグ」を行なわせて頂くのですが…。。」
残念ながら第12Rの試走時も雨が降り続いていた場合は優勝戦ラウンドガールは中止、
そして優勝戦レース時も雨が降り続いていたらチェッカーフラッグも中止となってしまいます。
果たしていつまで雨が降り続けるでしょうか。


それぞれタイヤを交換する、岩田裕臣選手(川口)、赤堀 翼選手。

雨セッティングに変える押田和也選手(伊勢崎)。


最終日となると片付けから次の出場レースの手続き、帰りのタクシーの予約など
レース以外の作業も増えてかなり忙しくなります。
左から、管理棟へ向かう戸塚尚起選手(伊勢崎)、
不必要なタイヤをまとめて串にさす田中 賢選手(伊勢崎)。

タイヤウォーマーを捲く石貝武之選手。

タイヤのストックを作る平塚雅樹選手。
「遠鉄グリーンカップGT開場64周年記念ゴールデンレース」・シリーズ5日目。
まず真っ先にお伝えしなければならないのは現地の天候でしょう。
浜松は早朝6時頃からポツポツと小雨が降り出し、気象情報によれば
お昼過ぎまでは雨が降り続ける可能性があるとのこと、
朝練習では良走路でのレースは見込めないと踏んだ選手たちが
雨具&雨セッティングで走行練習に参加していました。
走行練習へと駆け出す阿部剛士選手(川口)。
管理スタッフも全身雨具を着用、路面は水鏡のように反射しています。

検車場前のスペースも庇(ひさし)のある場所以外は濡れています。
直射日光はなく、写真も暗くなりがちです。
少々見えにくいですが、早川清太郎選手(伊勢崎)が
少し雨宿りをしてから離れのB棟ロッカーへと向かっていました。

タイヤを雨用に換える柴田紘志選手、遠藤 誠選手。
奥は柴田健治選手です。

やれやれ、という表情でコーヒーを手に雨対策を始める岩科鮮太選手。
奥でも浅野浩幸選手、清水 卓選手(伊勢崎)、鈴木聡太選手(伊勢崎)が
雨具の用意をしていました。

自身のロッカーでタイヤを温める落合 巧選手。奥は西原智昭選手(伊勢崎)。

ロッカー内は雨タイヤを探した跡が各所に。写真左から、鈴木 清選手(川口)、
平田雅崇選手(川口)。選手も歩く足がどことなしに早く、そわそわした雰囲気です。