
待望の有観客再開3日間レース、「第11回浜松観光食堂杯フードアタック」・
最終12R「優勝戦」はこれまでの雨模様とは一変、真夏のような灼熱走路と化すも
横綱相撲を展開した7枠20線・鈴木圭一郎選手が絶好のスタートから好位置につけて
序盤で一気に先頭浮上!

ぶっちぎりの完全独走劇をレースファンに見せつけて堂々の1着チェッカー!
シリーズ全1着の”完全優勝”を成し遂げました!

ファイティングゲートへ凱旋した鈴木圭一郎選手を、同じグループの長、
田中竜二選手をはじめ、桝崎星名選手、野田光宏選手、そして
圭一郎選手と仲の良い同期・吉原恭佑選手(伊勢崎)も出迎えて
祝福しましたが、優勝写真を撮影する際、野田選手は
「(グループ長である)竜二さんと、妹分のセナちゃんが入れば十分だから。
3人で撮ってあげてよ!」と、参加を遠慮すると、吉原選手も
同じグループだけで撮影するなら自分が入っては申し訳ない、と
気を遣って「じゃぁ、俺は帰るから…」とのこと。
「え〜、せっかくなんだし、一緒に写真に入ってよ。。」と
ちょっとさみしげな圭一郎選手でした(苦笑)

そして勝利のウィニング・ラン。
今回はイベントプラザでの公開表彰式はご時世がら見合わせ、ということで
ファンサービスはウィニング・ランのみとなりましたが、後の選手管理地区内
「表彰式」後、インタビューにて圭一郎選手はこう語ってくださいました。
「新型コロナで誰もが外出をためらうなか、こんなにも浜松オートに
お客さまがいっぱい来てくださったことは、本当にありがたく思えましたし、
手を振って下さった皆さんひとりひとりのためにも、浜松オート来場の
思い出に残るような最高のレースをして、
”
やっぱり浜松オートへ見に行って良かった!”
と、言って貰えるようなレースを、これからも続けていきたい!…って、
お客さまのいっぱい入ったレース場を見て、改めて感じましたね…。」
圭一郎選手の走りに感動したお客さまと同じように、圭一郎選手もまた、
場内に帰ってきてくれた、たくさんのオートレースファンを見て
感動で心が震えているようでした。
皆さまのご来場、本当にありがとうございました!
鈴木圭一郎選手、「第11回浜松観光食堂杯フードアタック」・
完全優勝、おめでとうございました☆

第12R「優勝戦」は時間変更となり16:38発走予定です。
熱戦にご期待下さい!

そして最終12R「優勝戦」の試走。
オートレースファンの皆さまの願いが叶い、一日好天となりましたおかげで
浜松オートレースヴィーナスJIN ちゃんによる「優勝戦ラウンドガール」を無事実施☆
フェンス越しに手を振ってJIN ちゃんを応援してくれました♪

第11R「特別選抜戦」、1着1枠・平塚雅樹選手(浜松)、
2着3枠・松山茂靖選手(浜松)、3着4枠・笠木美孝選手(浜松)の確定は1-3-4。

ここで浜松オートからイベント自粛のお知らせです。
新型コロナウィルス感染症拡大防止対策として、お客さま同士の密集・密接を
避けるために、各種ファンサービス&ファンイベント(選手表彰式、レースヴィーナス
トークショー、来場者お出迎え等)の実施を当面の間見合わせます。
なお、場内での移動中も、出待ち&入り待ち行為、サイン、記念撮影、会話、
握手といったご要望もお断りさせていただきます。
どうぞご了承ください。
※選手の管理地区退場時の出待ち行為もご遠慮下さい。

第10Rにて2枠40線から出場の浜松女子・岡谷美由紀選手がぶっちぎりの走力を
見せつけてチェッカー!みごと1着勝利をもぎ取りました!おめでとうございました☆

「気が付けば、あっという間に最終日だねぇ」と
ほぼ貸し切り状態の遠征選手専用ロッカー・B棟にて毎日おいしいコーヒーを
整備の休憩時に煎れてくださった岩田行雄選手(伊勢崎)。浜松遠征の際には必ず
お気に入りのコーヒードリップセット&ポットをロッカーに持ってきて、整備の合間に
気分転換としてコーヒーを煎れています。マグカップもお気に入りのものです☆
岩田選手:「伊勢崎に続いて浜松でも有観客レースが戻ってきて、良かったね。
どうだい、場内のお客様の様子は。オートレースを再び生で見てもらえて、
喜んでもらえてるかなぁ。楽しんでもらえてると嬉しいね。伊勢崎の有観客の再開・
一発目の時もレースに出ていたけど、スタンドから観戦しているお客様の姿が見えて
(おぉ、レース場にお客様が戻ってきてくれてるよ…!)って、胸がアツくなったら、
より一気に(これは頑張らなきゃ!)って思えている自分がいて、改めて
お客様の目があるのと無いとでは、こんなにも気持ちの高まりが違うのか、って
気付かせて貰えたよ。本当にありがたいことだね。もう船橋のように、どこの
一場も無くしたくないから…。思えば船橋が閉鎖となってしまう最後の最後まで、
当時の支部長だった永井君(永井大介選手)は本当によくやってくれたと思う。
僕らじゃ想像できないほどの苦労があったと思うよ。圭一郎君(鈴木圭一郎選手)や
周平君(青山周平選手)も全国ナンバーワンという腕前を持っていて確かに凄い。
けど船橋オートと、船橋オートを応援してくれたレースファンのみんなを、最後まで
縁の下で支えていたのは永井君だと思うから、彼をねぎらってあげたいね。
今回のコロナ騒ぎでお客様がレース場に入れなくなり、誰もいなくなってしまった
無人のレース場で走っているうちに、ついそんなことを思い出してしまったよ。
自分たちも、ファンのみんなも、コロナに気をつけて、お互いに対策を守りながら
有観客でレースができるという今の状態を維持していきたいよね。」
確かに、コロナ感染のリスクが高まってしまったら、有観客でのレースは
維持できなくなってしまいます。お互いに間隔を開けたり、検温&消毒、
唾液の飛沫を周囲に飛ばさない・落とさないようにして場内の清潔を保ち、
ようやく有観客までこぎつけました今のレース形式を維持していきたいですね。
岩田行雄選手、コメントありがとうございました☆

「優勝戦」での”師弟対決”が再び実現、
師匠・青島正樹選手と弟子・中村友和選手です。
青島選手:「ここしばらく、自分の中で扱ったことのない方向へ整備をやってみたら
エンジンに良い反応が出て、上向いた感じです。「準決勝戦」での走りを
振り返ってみても、あんなレースの後半をかけて伸びが出て、2番手に滑り込める
なんて、今の自分のスタイルじゃないですからね。もうトシなので(苦笑)、
失速していくか、現状維持からの下降線を極力食い止めるしかないですから。
手術をした腕に関してはぼちぼちですね。優出できただけでも十分です。」
友和選手:「今のエンジンは節を通して乗り味が良く、大きく扱わなくても走るので、
優出できたのはその上、選んだタイヤが当たったからだと思います。師匠と
一緒に優勝戦に出られることは本当に嬉しいですし、それでいて有観客レースが
再開して、スタンドから見て貰えるのですから、こんなにありがたいことはないですね。
ぜひ新型コロナには気をつけて、最後まで楽しんでいってもらいたいです!」
青島正樹選手、中村友和選手。コメントありがとうございました☆

第5R「ランチアタック選抜戦」、1着6枠・伊藤信夫選手(浜松)、
2着7枠・木村武之選手(浜松)、3着5枠・田中 賢選手(伊勢崎)の確定は6-7-5。
フェンス越しに伊藤信夫選手の”通算1000勝 記念タオル”を掲げて
応援してくださるファンの方々を発見☆ 選手への応援、ありがとうございます!

第4R発売中、CS放送にて浜松オートレースヴィーナス・JINちゃんが出演♪
今節の協賛、場内の食堂を運営している「浜松観光食堂」にて販売中の
浜松餃子を生中継で味わっていただきました☆
餃子は浜松の名物、ぜひ皆さんもご来場の際にはご賞味下さい☆

第3Rにて1枠ゼロハンから出場の浜松新人女子・桝崎星名選手が
3番手を守りきって連にからむ入着となりました♪
1着は4枠・新井裕貴選手(伊勢崎)です。

レースを終えて着替えを済まして、ふ〜と腰掛けに座る田中竜二選手。
竜二選手はオートレーサーになる前はプロの将棋士を目指していたほどの
浜松所属選手きっての”将棋さし”であります。
竜二選手:「僕の他に将棋の好きな浜松選手といったら野上君(野上史豪選手)
かな。プロの将棋士による対局が1年間をかけて全国の有名な場所で
行なわれるわけだけど、その対局場所の一つに、掛川のとあるゴルフ場・
カントリークラブがあって、彼は現地まで見に足を運ぶそうです。
最近、毎日のようにニュースになっていた藤井聡太棋聖、彼は確か
小5くらいの頃から、プロでないと解けないような詰め将棋の選手権にて
幾度も優勝していて、将棋の好きな僕らはそのニュースを読むなり
”彼は早かれ遅かれ称号を得てタイトルを獲得する”と確信していました。
何がすごいかって、まずそのプロ級詰め将棋の選手権は、初心者が見たら
「これ、どう見ても詰められないでしょう」というような、何手を打っても
答えが見つからないような難易度で、まずその選手権には、結構な実績や
成績を残さないと、そもそも参加権利がない。そんなプロの集まりの中に
一人、小学生の彼がまじって解いてるわけだし、彼とためを張るような
逸材が今後出てくるかどうかは、その選手権に参加できるほどの小学生が
現れるかどうかが、ひとつの目安になりそうだけど…今のところ
現れてないね。素質というか天才というか。オートレースで例えるなら、
そう、うちの(グループの)圭一郎君と似たような感じかな。
これから人生を懸けて、いくつのタイトルを獲得していくか、というね。
オートレース界の藤井聡太棋聖こと、鈴木圭一郎君がうちのグループに
いてくれることは、ちょっと自慢でもあるね(笑)これから圭一郎君を
目指して、オートレーサーを目指してくれる子供たちが増えるといいね。」
田中竜二選手、コメントありがとうございました☆

第2Rに1枠ゼロハンから出場の浜松新人・深谷俊太選手が
6周回の逃げきりに成功!最終日にてみごと1着を獲得しました♪
おめでとうございました☆

写真左:フロント部をチェックする田崎 萌選手(伊勢崎)。
写真右:キャブレター・メインジェットの番号を探す田中 賢選手(伊勢崎)

試走場でエンジンを鳴らす、(左から)下平佳輝選手、仲田恵一朗選手(伊勢崎)。

ちょっとアレ見な、エースが通る。優れ者ぞと、街中騒ぐ。
開門を過ぎて間もなく、鈴木圭一郎選手が走行練習のために走路へ現れると、
フェンス越しにお客さまがたが等間隔を置きながら近寄ってきて
圭一郎選手の走りをじっと見つめていました。

伊藤信夫選手。

落合 巧選手。

中村友和選手、内山高秀選手(伊勢崎)、岡谷美由紀選手。

吉原恭佑選手(伊勢崎)。

本日は選手から走行シーンの写真を分けてほしいと依頼があり、
朝練習の終始をかけて走路内にて撮影を行ないました。まるで梅雨明けかと
思ってしまうような青空が広がり、湿度と気温が非常に高まっています。
屋外撮影作業の体験上、本日はくれぐれも熱中症にご注意ください!

写真左:出走表を手にロッカーへ向かう浅野浩幸選手。
写真右:軍手をはめて整備にとりかかる戸塚 茂選手。奥は関口隆広選手。

写真左:スプリングの強さを調べる木村直幸選手。
写真右:車両をきれいに磨く交川陽子選手。

写真左:足早にロッカーへ入って整備を開始した和田健吾選手。
本日「優勝戦」に出場を果たし1枠ゼロハンから逃げきりを狙います。
写真右:削ったタイヤをロッカーに運び込む橋本陽介選手。

「ここのエンジンパーツってさぁ・・」、「ん〜、どれどれ?」
と、渡邉 篤選手の整備を手伝う平塚雅樹選手と木村享平選手(伊勢崎)。
背中には”情報部屋”と書かれたTシャツをみんな着ています。
仲の良い同31期のチームTシャツなのだそうです☆

写真:シャフト部を串刺しにしてまとめられたスポーク。いろんな色があって
まるで五輪のようです。朝の整備とともに片付けも始まっています。

浜松オート有観客3日間開催、「第11回浜松観光食堂杯
フードアタック」はあっという間にシリーズ最終日。
先日の気象情報から一変、天候はみるみる回復してきています。
久々の有観客レースに腕が鳴るとやってきた選手の方々も、
気がつけばもう次なる斡旋への荷造りに取りかからなくてはなりません。
早朝のロッカーでは浜松の新人選手立ちが各先輩のロッカーをまわって
「おはようございます!」と挨拶を行なっていました。