本日9/29(火)の浜松オートは非開催日。
選手管理地区では明日9/30(水)より開幕する「K-mix杯 GUウィナーズカップ」の
前検日としてロッカー、ガレージなど各所の解錠作業が行なわれています。
浜松の今朝はくもり。降水確率は1日10%と発表されています。
走行練習は13:00過ぎを予定、雨の心配はなさそうです。

イベントステージもリニューアルとなりましたが、今節も残念ながら
新型コロナウィルス防疫対策として、ステージ上でのイベントは
見合わせとなりました。情勢的には、ステージイベントの復活は
そう遠い話ではないような気がしますが、果たして。

場内はGU開催時に出店する移動販売のテントが複数設置。
たい焼き・「焼きたて屋」、広島焼き・「夏目商店」、
漬けマグロの串カツ・「ほっこりDININGきら」、
すっぽんエキス入り浜松餃子・「甘えんぼう」が出店します。
浜松オートが誇るリーズナブル・グルメもご堪能下さい☆

メインスタンドは建て直しのために解体、すっかりなくなってしまいました。
浜松市では公共施設内にプレハブ等を仮設する場合は
2階相当の高さまでとする、という条例があるため、
これ以上の高さで仮設審判棟を建てることができず、
現在はレース中継用カメラの視点が以前より半分ほど低くなっています。
この視点は一時的なもので、メインスタンドが新設された際には真っ先に
中継用カメラを引っ越しさせて元の高さの視点に戻すとのことです。




全国より寄せられました選手の応援幕はご覧の通り
走路内での掲載を完了させています。たくさんのご応募ありがとうございました☆

本日前検日の選手ロッカー、朝イチバンでお会いできましたのは
川口ライダー・森 且行選手。梱包箱を開けて整備道具を揃えていました。
森選手は今節欠場選手の追加としてGUのあっせんが決まりました。


次にお会いしましたのは西原智昭選手(伊勢崎)と筒井健太選手。
西原選手はリムバランスを確かめていました。

もちろん鈴木圭一郎選手も早朝から浜松ロッカー入りを果たしており、
検車場のソファに座っていました。

圭一郎選手のロッカーのまわりにはすごい数のタイヤが揃えてありました。

午後からは走行練習が始まってしまうので、午前中をかけて走路内では
10/4(日)の「優勝選手 表彰式」のリハーサルを行ないました。
場所は第4コーナー、グリーンスタンド1F・吹き抜けの付近です。

写真:お客様側から見た優勝選手・表彰式の会場。
雨の場合、表彰式は管理地区屋内にて執り行われるため、
こちらでの公開表彰式は中止となります。
表彰台をフェンスに近づけ過ぎると、その近辺にお客様が集まってきてしまう
(密を作ってしまう)ことが想定されるため、広範囲から表彰式が見られるようにと
少々外周から離れた場所をステージ位置としました。
理由はもう一つ、表彰式の様子を仮設審判棟のCS中継カメラにて撮影するため、
選手の表情を見やすくするようにという配慮も含んでいます。
(外周付近まで寄ってしまうと角度的に真横顔の撮影になってしまうからです)

ちなみに今節GUでは仮設審判棟への”通用門”を、手前の高壁から
かなり奥の仮設審判棟近くまで移動させています。
こうすることで、これまでスタッフ用の通路だったフェンス前を
「観戦スペース」としてお客様にご利用いただけるようになります。
ホームストレッチでのハイスピードバトルを間近にご堪能下さい☆

場内イベントプラザの右側スペースでは、久々に浜松オートPRチーム・
「遠州動楽會」による”懐かしの競走車”が並べられました。
トライアンフやメグロなど、歴代のオートレース競走車が勢揃いし、
GU開催5日間をかけて展示されます。どうぞご覧下さい☆
ちなみに、若手勢とベテラン勢が一堂に会する「GUウィナーズカップ」、毎年恒例の
浜松オート・ダート時代から伝わる”旧ファンファーレ”を今回も放送することが決定♪
「マスターズバトル」・予選&準々決勝戦の発走時に鳴り響きます。
こちらもお楽しみに♪

ロッカーを使う前にまずはお掃除、と周囲を清掃する押田和也選手(伊勢崎)。
右手前は木村直幸選手。

遠征選手専用ロッカー・B棟にて黙々と整備作業を進めている
篠崎 実選手(川口)。奥は上和田拓海選手&川口裕司選手(飯塚)です。

整備道具、そしてコーヒー道具を広げる岩田行雄選手(伊勢崎)。
「ここの喫茶店はまだ”準備中”でね(笑)また手が空いたら寄ってよ!」


写真左:梱包箱を開ける松井大和選手(山陽)。
写真右:整備を開始する齋藤正悟選手。

午後からはいよいよ走行練習の開始。猛烈に暑かった今年の夏でしたが
9月を迎えて日に日に気温が下がっていき、今節GUは極端な暑さは
なくなるように感じます。5日間をかけてレース日和となりそうです。

上和田拓海選手(川口)。

川口裕司選手(飯塚)。

平塚雅樹選手。

伊藤正司選手(伊勢崎)。

森 且行選手(川口)。

青木隆浩選手(山陽)。

中村友和選手。

山浦博幸選手。

辰巳裕樹選手。

鈴木宏和選手。

ミタケこと新井惠匠選手(伊勢崎)のマシン。ガソリンタンクには
数独・ナンプレのような数字がいっぱい書き込んでありました。

これまで西川頼臣選手の隣でした平塚雅樹選手のロッカーが
鈴木圭一郎選手の隣へと引っ越しされていました。平塚選手へたずねてみると、
「現在、新人選手の候補生が訓練を受けていますが、合格して浜松への配属が
決定した場合、順番からいって、西川さんなど26期の選手が師匠・指導役になる
可能性が高いので、早めに西川さんの隣の部屋は開けておいたほうがいいなと
思って、こちらに引っ越ししました。いろいろ道具の搬入もあるでしょうからね。」
とのことでした。

写真:弟子の佐藤大地選手が不在でひとり整備を進める浅野浩幸選手。
確かに佐藤大地選手や深谷俊太選手の師匠が浅野浩幸選手、遠藤 誠選手と
25期選手が師匠に選ばれており、次回はいよいよ木村武之選手をはじめとする
26期選手が師匠となる時代に突入しています。

先日の指定整備終了後に走路内からリモート中継を行ないました、
片野利沙選手&佐藤摩弥選手の川口女子コンビ。
片野選手:「昨日はご協力ありがとうございました♪」
摩弥選手は気持ちを切り替えて作業に集中、目を合わせて静かに会釈をすると
ふたたびエンジンと向き合って工具を握りました。そこにはもう先日のような
ほんわかした雰囲気は感じさせませんでした。

小栗勝太選手(山陽)。人の気配に気付いてさっと振り向きました。鋭いです。


写真左:スタート時の前傾姿勢でのハンドル角度を調べる長谷晴久選手。
写真右:マシンパーツを運び出す金子大輔選手。

元・浜松所属、渋澤憲司選手(伊勢崎)のマシン。
今節も古巣である田中竜二選手のロッカーを借りて過ごします。

木山優輝選手(飯塚)。マシンからタイヤ、ツナギまで赤づくしです♪

春本綾斗選手(山陽)へ話しかける仲口武志選手。お向かいのロッカーです。


前検日の練習時間は16時までと定められており、選手が上がってしまう前にと
スポーツ新聞など記者団の選手取材がヒートアップ。
14〜15時頃にピークを迎えました。

リアタイヤ&フェンダー、サドルを分解する丹村飛竜選手(山陽)。


写真左:自身のマシンへ給油をする落合 巧選手。
写真右:削ったタイヤを運び込む柴田紘志選手。

重富大輔選手(飯塚)。浜松あっせんの際はいつも、伊藤信夫選手の
お向かいやお隣など近所のロッカーを借りて過ごしています。

忙しそうに小走りでロッカーを行き来する岡谷美由紀選手。

鈴木宏和選手と赤堀 翼選手。話し合いながら整備していることが多いです。

整備メモをつける田村治郎選手(伊勢崎)。

B棟を使用する栗原勝測選手(伊勢崎)のマシン整備を手伝う、
鈴木圭一郎選手と中村雅人選手(川口)。
腕利きの若手&ベテランが出そろう「GUウィナーズカップ」は、
若手選手にとってはベテラン選手の経験や知恵を学び、
ベテラン選手にとっては若手選手の力や機敏さを借りられる
お互いの向上をはかれる要素も併せ持っています。

写真:若手の「ライジングバトル」に出場する弟子・花田一輝選手を指導する
師匠・伊藤信夫選手はベテランの「マスターズバトル」に出場。
「優勝戦」にて”師弟対決”もあり得るのが今節の醍醐味です。
「K-mix杯 GUウィナーズカップ」は28期までのベテラン選手を
百戦錬磨の「マスターズ」、29期〜34期の若手選手を新進気鋭の
「ライジング」と分けて、交互に勝ち上がりを競い合う企画レースとなっています。
ランチアタックはありませんが、第7Rは「グレードレース7」と題し
2連単の払い戻し率が80%に上がります。どうぞお楽しみに!