
静岡県の「緊急事態宣言」延長により場外発売の中止(非開催)と
本場開催の無観客レースが続いている浜松オート。明日9/16(木)からは
4日間をかけて本場開催「第36回日刊スポーツ杯」を実施しますが、次節の
「曳馬野賞 第45回静岡新聞SBS杯」とあわせて無観客でのレースとなります。
インターネットライブやCS放送にてレースをお楽しみ下さい。
九州の西側に発生している台風の影響により運ばれてくる雲によって
ここ数日の浜松は曇りや雨が多くすっきりしない天気となっています。
今朝の前検日も曇り空からのスタートとなりました。

少しずつ全貌が見え始めている新メインスタンド。裏側(通路側)は
円柱の広場の上に落下防止のフェンスらしきものが取り付けられていました。
頭より高い位置なのか、それとも顔くらいの位置なのか、まだ分かりません。

円柱より西側は横一文字に往来できる柵付きの細い渡り廊下がありますが
こちらはお客様通路というより空調の点検など業者さん用の通路と思われます。

一方、走路内・確定掲示板のふもとには、これまで掲げられていた
「浜松アーリーレース」の横断幕が取り外され、来月10/6より開幕する
「K-mix杯 GUウィナーズカップ」の横断幕に変えられていました。
静岡県の「緊急事態宣言」は現在のところ9/30までとなっていますので
再延長がなければ入場制限等を施しての有観客レースとなるかもしれません…が
まだ詳細は明らかではありません。情報が入り次第お伝えします。

選手管理地区。現在も極力選手ロッカーに選手以外の関係者が出入りするのは
いろいろ配慮しなければならない状況が続いていますので、今節も比較的
入室数の少なめである朝晩に取材を行なうことにします。
自動扉の前に少しだけ背中が見えているのは浜松新人女子・西 翔子選手です。
誰よりも早くロッカーに到着していました。

ロッカー内は選手が多くやってくる前から、レーシングスタッフが到着し
至る場所の扉や窓を開いて換気を良くしていました。
これまでのうだるような猛暑は東京オリンピック&パラリンピックの閉幕とともに過ぎ去り
現在は自然風でも過ごせるような優しい気候となりました。

選手専用の観覧席も「入室は○名まで」、「時間をかけた会話はご遠慮ください」
といった張り紙がされており、密を避ける対策が万全に行なわれています。

さすがは西選手、新人35期生として誰よりも早くロッカー入りを果たし
前検日の作業準備を進めていると思いきや・・・

なんと鈴木圭一郎選手も既にロッカー入りを果たしてさっそく整備を
進めているではありませんか!
9/22(水)より飯塚オートにて繰り広げられるビッグナイター・
「SG 第35回全日本選抜オートレース」に出場する選手にとって、今節は
最終調整ができる前哨戦となるだけに、明日からの4日間は白熱必至です。

遠征選手専用ロッカー・B棟に並んでいたのは飯塚ライダーズ、荒尾 聡選手・
竹谷 隆選手・有吉辰也選手のマシン。

そしてタイヤをたくさん用意しての田中 茂選手(飯塚)のマシン。
今節は豪華メンバーが多数出そろっています。


選手宿舎の入口では出場選手の検温&消毒の準備が進められており、
ちょうど吉原恭佑選手(伊勢崎)が検温を行なっていました。さらに
今節追加あっせんに選ばれました、伊藤信夫選手(写真右)も宿舎に到着。
宿泊道具を部屋に運んでからロッカーに向かっていました。

まだ周囲に誰もない時間帯から整備を始めていた野上史豪選手。

「よろしくお願いしまーす」と挨拶をしながらロッカーへ向かう清水雄平選手(川口)。
8/27〜29の「浜松アーリーレース」から連続しての浜松あっせんです。

北爪勝義選手(伊勢崎)のマシン。シートが「鬼○の刃」風の市松模様です。

9/4(土)の地元飯塚ナイターにてみごと優勝を成し遂げました、
田中 進選手もあっせん。本命・早川清太郎選手(伊勢崎)を抑えての優勝です。
写真は今年2月に浜松オートで競われました「SG第34回 全日本選抜オートレース」
の優出選手セレモニーのワンシーンです。この時は入場制限を設けての
有観客レースにて実施、優出選手セレモニーはイベントプラザを取りやめて
管理棟奥の強風吹きすさぶ走路内にて執り行いました。
来週はいよいよ飯塚にて開催、ということで、オートレースモバイルの
まっすぅさんから写真提供の依頼がありましたのでお送りさせて頂きました。
オートレースモバイルの記事にもご注目ください♪


写真左:上村敏明選手。整備を進めて一番に走行練習へと駆けだして行きました。
写真右:「おーいヒロカズ!これ見てよ!」と、完成した模型を鈴木宏和選手へ見せる
中野 肇選手。中野選手は言わずと知れた浜松オート選手会きっての模型制作や
昆虫育成の達人で、私もアドバイスを受けて育て続けているかぶとむしがついに
今夏、5代目のふ化に成功。元気な幼虫としてもりもり腐葉土を食べております♪

前節の前検日に引き続き、今節も健診カーが宿舎前に常駐。
前節非あっせんだった浜松選手が本日レントゲンなどの健診を受けていました。

試走場でエンジンを鳴らしてからB棟に戻る松尾 学選手(飯塚)。


左から、試走場にてエンジンを鳴らす中村友和選手、青嶋裕治選手。

前検日の走行練習が盛んに行なわれた日中は気温が急上昇。
脱水になりそうなほどの夏日になりました。熱中症には気をつけましょう。
その一方で、管理地区では「新品タイヤが到着しましたので、お手すきの選手は
(荷下ろしの)ご協力をお願いします」というアナウンスが。

選手数人の走行写真を撮影したのちに検車場へ向かってみると、既に
梱包トラック内に敷き詰められていた新品タイヤは全て
検車場へと運び出されていました。作業の早さがうかがえます。

梱包箱を開ける岡谷美由紀選手。

渡邉 篤選手のマシン。キャブレターが外されているということは
エンジンの上回りよりさらに奥、シリンダー・ピストン部まで
解体することを表しています。かなり大がかりな整備です。
走行練習をする岩佐常義選手(川口)。

重心を落として走行する浜松新人女子・西 翔子選手。


西選手の走行練習を、屋外のベンチから師匠・松山茂靖選手をはじめ
数人の選手が「あれがウワサの元・モトクロスの新人女子か」と見つめていました。
吉原恭佑選手(伊勢崎)。
山陽ライダーズのように同じ所属選手同士が同じ柄のジャージを着て
チームの結束を高めている様子はよく見受けますが…
こちらは所属先を越えての統一フォーム、”チーム桝崎”による
ラグビー日本代表カラーの練習着です。
浜松ライダー・岩科鮮太選手も着用しています。
鈴木章夫選手。今節も全国公営競技中最年長・1着勝利記録の更新なるでしょうか。
鈴木辰己選手。西 翔子選手が所属するグループの大親方です。


写真左:ロッカーへ道具を運ぶ有吉辰也選手(飯塚)。
写真右:選手宿舎へ向かう荒尾 聡選手(飯塚)。
両選手ともに偶然屋外での移動中にてお会いできました。

明日9/16(木)から浜松オート無観客開催、「第36回日刊スポーツ杯」が開幕。
初日となる明日9/16(木)は第6R発売中、CS放送に鈴木圭一郎選手が出演し
先月優勝を成し遂げました「GT日刊スポーツ キューポラ杯」の
優勝報告を行ないます。どうぞお楽しみに!