
浜松オート2022年度・ラストの浜松アーリーレース、「第13回 浜松観光食堂杯
フードアタック」は7車立てにて競われ、川口ライダー・梅内幹雄選手が
5番車の10線外枠からアチチな熱走路を乗り越えて華麗に先頭奪取!

そして6周回を制しセクシーゴール!
2022年の浜松アーリーレース・有終の美を飾る優勝を成し遂げました!

梅内選手の凱旋を祝福に駆けつけたのは、梅内選手が浜松へあっせんされた際に
友好グループとして部屋を借りている、今田真輔選手と木村直幸選手、そして
同じ川口所属の佐藤摩弥選手です♪さらに撮影後も島田健一選手(川口)や
本日落車を喫してしまい左足のくるぶしを骨折、病院の検査から戻ってきました
松村 真選手(伊勢崎)がギプスと松葉杖姿で管理棟の前から「梅内さん、
おめでとうございます!」と祝福していました。

勝利のウィニング・ラン。梅内選手を船橋所属時代から応援しているファンも多く、
コロナ感染拡大防止の観点からフェンス越しに大声をあげることができないため
「おめでとう」の自作テロップで視覚的に祝福するお客様もいらっしゃいました♪

優勝選手表彰式はメインスタンド前の走路内にて。
株式会社 浜松観光食堂杯 代表取締役、平田隆康様と一緒に。
勝利のコメントです。
「今節は初日にキャブをちょこっとやってから、エンジンの感じが良くなったので
整備とかたいしたことは全くやっていないです。3日間とも微調整程度で。
今日みたいに走路が熱くなっても、あまり滑りにならないというか。
けっこうクルマが進んでくれる感じがあったんですよ。昨日の「準決勝戦」の試走でも。
なのでエンジンの中身も、タイヤも、昨日と全く同じ状態です。
とはいえ他の選手も「優勝戦」まで勝ち上がってきているだけに、熱走路でも
乗りこなせているわけですから、特別自分が秀でているわけでもなく、
それなりにかな…と思っていたら、道中(何だか行けそう!)って思える展開が
次々と自分にやってきたものですから。自分でも驚きです。
スタートは元々早くないので、せめて同ハンの小原君(小原 望選手)に離されて
いかないように、と思いながらついていきました。
先頭に立ってからは(もうコースを外さないように走ろう)とだけ思って。
それから最後まで後方の気配が感じられなかったので、
(あれ、俺このまま優勝しちゃうのかな?)って、半信半疑な感じで
残りの周回を走っていました。もう何年ぶりか自分でも覚えていないですけど、
まさか優勝できるなんて思っていなかっただけにすごく嬉しいです。」

ここで梅内選手の出身の話になりました。
「オートレースファンの中には「梅内って静岡出身だから、あわよくば浜松所属に
なってたんじゃないの?」って言われる方もいっぱいいますけど、厳密に言うと
出身は熱海なんですよ。でも自分が生まれた時の親の本籍が熱海だったって
だけの話で、今でも出走表とかに出身・静岡って記載されますけど、
自分はそんなに言えるほど静岡ってわけでもないんですよね…(笑)
そこから派生して静岡とか浜松とか言われるようになっていったと思います。
でもお客様が、梅内はオートレースのある埼玉やかつての千葉と、静岡とで
つながりを持ってるんだって親近感を持ってくれて、話題にしてもらえてるから、
それはそれで良いかなと思って。まぁ静岡です、って言っちゃうこともありますね(笑)」

写真:表彰式の終了後。オートレース界のお父さん役として親しまれている
梅内選手の元へ、浅野浩幸選手や柴田健治選手など次々とやってきて
「梅内さん!優勝おめでとうございます!」と祝福の言葉を贈っていました♪
最後に梅内選手ファンへ一言お願いします。
「長いオートレース人生ですから、時には調子が悪くなることもありますけど、
自分なりにこれからも一戦一戦頑張っていきたいと思いますので、
引き続き応援をよろしくお願いします。」
梅内幹雄選手、コメントありがとうございました&
「第13回浜松観光食堂杯フードアタック」・優勝おめでとうございました☆

最終9R「優勝戦」の試走。
発走予定は13:31ファンファーレです。

第8R「特別選抜戦」、1着2枠・齋藤 努選手(浜松)、
2着5枠・柴田健治選手(浜松)、3着3枠・石貝武之選手(浜松)の確定は2-5-3。

アーリーレースは矢のように早く、とても取材と更新が追いつけません。
写真は「優勝戦」に向けてじっくりと整備をしていました小原 望選手(川口)です。
お忙しいながら撮影時にマスクを外して下さいました。
「前検日にリングを変えてから、セッティングの方向性が分からなくなってしまって。
初日と2日目で違うセッティングなんですよ。でも天候の影響からかもしれませんが
どちらにしてもタイヤが滑ってしまうので…今日はイメージ的には、その両日の
中間くらいのセッティングを目指して組み立てのやり直しをしています。
初日はコーナリングが良くて、2日目は直線が出たので、両方欲しいなと思って。
ヘッド回りとキャブを中心に扱っていこうと思うのですが…
アーリーレースって最終9Rが13:30頃に終わるので、「予選」や「準決勝戦」後の
整備に関しては午後から時間がたくさんあるのですが、走行練習やエンジンの
空ぶかしを試せるのは、ナイターレースの始まる14時頃までで、それ以降は
エンジンを掛けられないんです。だからエンジンを組み立てても、良くなったか
どうかは次の日まで調べられないんですよ。
乗ってみて確かめる、というのができないのがつらいですね。
タイヤは「準決勝戦」で使ったものはけっこう滑ったので、初日のものか、
あとは8/1の飯塚ミッドナイトで優勝できた時のタイヤを持ってきていますので
こいつを使うか…時間の限り考えます。というのも評判のタイヤではあるのですが
もう高さがないので、中間練習で試し乗りをして削らせてしまうくらいなら、
今の高さを保ったまま、一か八かの勝負に懸けます!(笑)
浜松の走路は自分的には好きですよ。大きく回っていったほうが周回ごとに
スピードがつくてくる走路だと思います。川口の走路ってインコースを先に取れた人が
勝つんですよ。インコースの取り合い、みたいな。でも浜松は大きく行って、
帰ってくるような”ブン回し”の走りのほうが強い感じがします。
外まくりが利く、というのが自分にも合ってるので、本当にそれぞれのレース場ごとの
走路って特徴があるんだな、って走るたびに勉強になりますね。
その特徴を活かせた走りを繰り出せるように頑張ります。」
小原 望選手、コメントありがとうございました!

第7R、浜松新人女子・西 翔子選手が1枠ゼロハンから、浜松女子・岡谷美由紀選手が
4枠10線から、川口女子・佐藤摩弥選手が7枠40線から出場し、西選手は7着、
岡谷選手は掲示板に載る3着、摩弥選手も掲示板に載る2着の成績をおさめました!
1着は5枠・岩科鮮太選手(浜松)です。

第6R、浜松女子・金田悠伽選手が4枠20線から出場し、掲示場に載る
2着の成績をおさめました!1着は7枠・山浦博幸選手(浜松)です。
なお道中第3コーナーにて石川岳彦選手(伊勢崎)がリアスリップ自落を
喫してしまうアクシデントが発生。容態は打撲程度、「身体は大丈夫です」とのことで
すでにロッカーへ戻っております。

梅内幹雄選手(川口)のオリジナル・セクシーTシャツを着用していました、
本日「優勝戦」に出場の淺田真吾選手からコメントを頂きました。
「今やっている作業は、”予備車”のほうをバラしているところです。
レース用の競走車は、この前に新しく乗り換えてからずっと悪くはない感じで、
安定しています。ですので「優勝戦」に向けては、大きくはならないです。
微調整かセッティングを、気候をみながら。もしエンジン内を扱うとしても
ヘッド回りをちょこちょこっと程度です。
タイヤも「準決勝戦」のものがまだ使えるので、このままで行きます。」
淺田真吾選手、コメントありがとうございました!
写真撮影の際、周囲から「あの真面目なシンゴ君がセクシーTシャツを着るなんて
珍しいねぇ!いっそのこと、同じポーズで撮影してあげたら?」と言われ
淺田選手は「さすがにそこまではイヤです!(周囲大笑)」と断っていました(笑)

第5R、浜松新人・兵頭寛和選手が1枠ゼロハンから出場し7着の成績となりました。
1着は4枠・木村悦教選手(川口)です。

第4R、浜松女子・桝崎星名選手が3枠20線から出場し、掲示板に載る
3着の成績をおさめました!1着は6枠・鈴木章夫選手(浜松)です。
章夫選手は先日に続いて全公営競技中・最年長1着勝利記録を
さらに更新させました!おめでとうございました☆

本日「優勝戦」に2枠ゼロハンから出場、橋本優一選手にコメントを頂きました。
「先日の「準決勝戦」では辰己さん(鈴木辰己選手)が鬼のように追いかけてきて、
正直ヤバイって思いましたよ(苦笑)エンジン的にはちょっと気になるところもあるけど
まぁ優出できたなら、ヨシということで。
「準決勝戦」の前に悪あがきで微調整をバタバタとやって良くはなったんですけどね。
でも物足りなくなったところもあるし、一長一短でした。
アーリーレースは時間が短いので、こっちの調整を試してみよう!っていう判断も
一たび躊躇すると、もう時間がなくなってレースへ…ってなるし、決断が大変ですね。
「優勝戦」に向けては、ここでまたエンジンの色を変えるとなるとまったく違う方向に
なってしまう気がするので、どうするか…多少は調整するかもしれないですけど。
「優勝戦」までの気候をみて考えます。タイヤは「準決勝戦」のままで行く予定です。」
淺田真吾選手、コメントありがとうございました!

第3R、浜松女子・交川陽子選手が5枠10線から出場し7着の成績となりました。
1着は4枠・野田光宏選手(浜松)、先日に続く2連勝となりました!

第2R、伊勢崎女子・田崎 萌選手が5枠20線から出場し、掲示板に載る
2着の成績をおさめました!1着は7枠・小林悠樹選手(浜松)です。
なお道中第1コーナーにて4枠・松村 真選手(伊勢崎)と谷島俊行選手(川口)が
接触し落車を喫してしまうアクシデントが発生。両選手とも自力で起き上がり
外周へ避難、一礼して自らの足で到着しました救急車に乗り込みました。
容態は谷島選手は右足の打撲程度とのことで既にロッカーに戻っていますが
松村選手は左足(下腿・かたい)が腫れているとのことで
病院にて診てもらうとのことです。
総合病院によるレントゲン等の検査の結果、左足くるぶしに骨折箇所があるとのこと。
しばらく休場となるかもしれません。どうぞお大事になさってください…。

第1R、伊勢崎女子・藤本梨恵選手が5枠20線から出場し、掲示板に載る
2着の成績をおさめました!1着は7枠・鈴木健吾選手(浜松)です。

10/15&16開催、「浜松オートファン感謝祭」にてチャリティ販売します
選手写真の中から、元・浜松所属の澁澤憲司選手(伊勢崎)の優勝写真を紹介♪
現在でも浜松オートファンの間で人気があります29期生・澁澤選手が先日
元地元の浜松開催で優勝しました際の写真もチャリティ販売の中に
含めてもらえたら、とイベント監督役の鈴木健吾選手へお願いしましたところ
快諾をいただきました♪ありがとうございます☆
ちなみに久々のチャリティ販売だけに、気合を入れて現・浜松所属の
全選手の写真を用意しようと計画しています。
全て販売次第終了となります、どうぞお楽しみに!

本日「優勝戦」にて3枠ゼロハンから出場します、われらが選手会浜松支部長の
西川頼臣選手。
「久々に地元で優出できたので、なんだか信じられないですね(笑)競走車を
新車のバラクーダ号に乗り換えてから、ずっとエンジンは安定しています。
今節を通じてキャブをいじっていますが、初日の調整のほうが「準決勝戦」の時より
動いてくれた感じがするので、初日の状態に戻そうと思います。パーツ交換は
考えていません、変にいじって壊してしまわないように。タイヤも初日から
ずっと一緒ですが、まだ乗れるのでこのままで行こうかなと。
話は変わって、いよいよ10月に3年ぶりとなる「浜松オート・ファン感謝祭」が
復活しますが、これまでのファン感はアーリーと同じ時間帯である
他場GTナイターレース場外発売開始前のお昼時(正午12時〜14時)を
使って開催し、その流れで「ナイター場外をお楽しみください」、という流れ
でしたが、今回は土日の2日間、「バイクのふるさと浜松2022」の実施時間帯
(10時〜16時)で行なわれるのと、山陽のデーレース場外発売が同じ時間内で
行なわれるため、内容はちょっと変わってくるかなと思います。
浜松オートは普通開催「第56回中日スポーツ杯」と「GT第54回スピード王決定戦」の
間に挟まれた土日実施になりますので、体力やコロナ対策の観点からも、2日間の
1日中、選手をイベント対応させるのはリスクがありますので、浜松オートのブースへ
土日ごとに日替わり・代わりばんこで常駐させるとか、時間で区切って交代させる
とかの策を考えているところです。コロナ前のような「浜松オートフェスタ」、
「〜選手とのふれあい〜」という規模にまで戻すにはまだ時間を要しそうなので、
あくまで「バイクのふるさと浜松2022」がここ浜松オートレース場で行なわれる
一角として、浜松オート側もイベントブースを出しましょう、選手も参加します、
くらいのニュアンスで受け止めてもらえたらなと思います。」
とのことでした。これまでの浜松オートフェスタでは日曜日の正午〜14時という
時間の中にイベントが凝縮されていましたが、今回は土日の2日間、そして
10時〜16時まで6時間もありますから、どうかレースを控える選手へ
負担が無いように行なっていきたいものです。
西川頼臣選手、コメントありがとうございました!

2022年ラストの浜松アーリーレース、「第13回浜松観光食堂杯フードアタック」。
本日がシリーズ最終日、これまでずっと曇り空が続いていましたが
ようやくすっきりとした秋晴れに見舞われました。
気象情報によれば本日は1日好天に見舞われるとのこと、最終9Rの「優勝戦」まで
良走路で競えそうですが、日中は熱走路となり追いの選手は大変かもしれません。

体温検査は36.3℃、今日も正常と安心してロッカーへ入ってみると、なんと
伝説の船橋オートレーサー・飯塚将光選手(引退)のかつての相棒、
「ホージョウ25号」がロッカー内に保管されていました。
ひょっとしたら10/15&16開催の「バイクのふるさと浜松2022」内・
「浜松オートファン感謝祭」にて展示するのでは?と連想しましたが、
真相は定かではありません。ちなみに上村敏明選手が
「自分のかつて愛用していたアカトンボ号を展示に使ってもいいですよ」と
おっしゃってくださいました♪こちらもどうするかは未定です。

遠征選手専用ロッカー・B棟へ足を運ぶと、早くも伊勢崎女子・藤本梨恵選手の
マシンがありません。残りのロッカーでは片付けが始まっていました。

それもそのはず、朝8時過ぎになると検車場へ第1R試走に参加する8車が
タイヤを温めるために次々と停められていきます。
藤本選手は5番車です、朝9時のアーリーレースになると8時には試走の準備を
していかなければならないため、朝練習なしでのレースとなります。
もしも朝7〜8時のレースになったら作業員は早朝5時起きになるかもしれませんね。

アーリーレースのシリーズ最終日はレースを終えた選手から参加解除・帰宅が
認められるため、早朝から宿舎やロッカーの片付けをするために、両施設を
何度も往来する選手を多く見受けます。日曜日の朝ですがとても忙しそうです。



今節「優勝戦」に出場します木村直幸選手のロッカーでも
既にいらないものの片付けが始まっていました。

こちらも本日「優勝戦」に進出、梅内幹雄選手(川口)のマシン。
元・船橋所属ライダーですが出身は静岡県とのことです。※のちのコメント参照

さて昨晩は”中秋の名月”ということで、伊勢崎GTナイターの
場外発売が行なわれている浜松オートからも拝見することができました。
写真は19時頃に走路内から撮影。管理地区の空に満月が輝いています。

最近の写真機はとても性能が良いので、三脚を使わず
手持ち&標準のレンズでも満月がキレイに撮影できます♪