2022年09月20日

特別GT共同通信社杯プレミアムカップ 前検日(非開催日)



何とか台風一過となるも、名残の小雨が路面を濡らしている浜松オートは

「特別GT共同通信社杯プレミアムカップ」の前検日。

本日の場内は非開催日のために入場はできません、朝から業者車両がやってきて

自動販売機の補充や清掃が行なわれています。

走路内ではスタッフが台風による倒木などのダメージがないかチェックしており、

「レース進行に影響はなさそうです」とマルのマークを掲げていました。



 

明日からの「特別GT共同通信社杯プレミアムカップ」に向けて、事前に

走路内にて内線&ゴールラインの引き直しが行なわれました。

雨天でもこの通り白線がくっきりと見えています。





特別GT前検日、本日一番最初にロッカーでお会いできましたのは

小林瑞季選手(川口)。「おはようございます!」と元気よく挨拶してくださいました♪

小林選手:「実は昨日、前検日だったのですが台風の影響で特別に選手宿舎の

寝泊まりの許可が出たんですよ!おかげで今日はいち早く作業ができます。」



基本、選手宿舎は本日の前検日から利用開始されるですが、台風などの危険が

影響している場合、執行委員からの許可を経て特別に宿舎の利用が可能になる

場合があります。しかしながら夜間は各所が施錠されるため、宿舎の部屋しか

行き来ができなくなり、食事はお弁当などの持ち込みとなります。



 

続いてロッカーでお会いできました2人目は、先日の指定整備日の朝から

作業を開始している渡邉 篤選手。本日も浜松選手のなかで誰よりも早く

ロッカー入りをし、先輩選手のロッカーに不備がないか点検をしてから

自身のマシン整備に着手していました。一日の長があると良いですね。





そして3人目が金子大輔選手。言葉数少なめにロッカー入りをして

自身の部屋へと入っていきました。





写真は岩見貴史選手(飯塚)のマシン。左隣は黒川京介選手(川口)、

右隣は佐藤貴也選手の部屋です。撮影していると浜松新人・兵頭寛和選手が

「おはようございます」と挨拶してくださいました。

今節特別GTでは兵頭選手と角貝拓海選手は練習参加として5日間、

先輩選手の準備や整備のお手伝いをしつつ走行練習に参加してまいります。





ここでロッカー内から「事前抽選を行ないますので出場選手は宿舎にお集まりください」

というアナウンスが。今節特別GTは全国の強豪選手が集結するため、予選の

勝ち上がりの組み合わせなどにより0mオープンレースとなる可能性が高いです。



毎回0mオープンレースが決定するたびに抽選会を行なうのは時間がかかってしまう

ため、前検日のうちに事前抽選を行ない、予選にて0mオープンレースが組まれた場合

抽選の結果を開いて宿舎に貼り出し、枠番が決定します。

ただし「優勝戦」が0mオープンレースの組み合わせとなった場合は

「準決勝戦」の全レース終了後に記者・マスコミの集まる中で枠番を決めます。





事前抽選の記入を終えてロッカーに戻りました鈴木圭一郎選手。

先日の指定整備にて、曇りガラスのクランク組立室にて作業をしている姿を

遠くから見受けましたが、その作業を手伝っている選手の後ろ姿が吉原恭佑選手に

見えたものの吉原選手は先日まで伊勢崎ナイターに出場中ですという情報を頂き、

改めて圭一郎選手へお伺いしてみることにしました。

圭一郎選手:「先日の下回り整備を手伝ってくださったのは、渡邉 篤選手と、

上村敏明選手ですね。渡邉さんは今節出場、上村さんは非あっせん選手ですが

指定整備日の場合、レースの出場・不出場に関わらず選手はロッカーの行き来が

できるので、今節あっせんされていない選手も部屋の掃除や他選手の

メンテナンスのサポートをするために参加することがあります。

昨日はクランクケース交換のための作業だったのですが、これは毎回、開催前に

行なっているルーティンみたいな作業なので、特別GTだから気合をいれて…という

ような特別な気持ちではないです。いつも通りの変わらない作業ですね。」

ということで先日の後ろ姿は渡邉 篤選手だったようです…失礼しました。

圭一郎選手は「前検日と、最終日のラストにも記事に載れるように頑張ります」と

意気込みを語って下さいました。皆さまの応援をよろしくお願いします!





気象情報によれば午後からは天候が回復していくとのことですが、午前中は時折、

筆から紙へ液体をびしゃっと打ち付けるような感じの雨が断続的に起きています。

そんな悪天候ながら午後からは走行練習が始まってしまうために

午前中のうちに選手応援幕の掲示が走路内にて急ピッチで進められています。





選手応援幕の掲示が無事に完了。浜松オートのフェイスブックにて

上写真の拡大版を紹介しています。全国からのご応募、ありがとうございました!





お昼を過ぎてようやく先日まで繰り広げられていました伊勢崎ナイターなど

他場出場を済ませた競走車や梱包箱が検車場に到着。台風の影響で

だいぶ予定が変更されていますが明日の開催には間に合いそうです。





「その選手の道具ならここのロッカーを使いますのでこちらへ置いてください」と

他場選手が借りるロッカールームをスタッフに教える木村武之選手。

伊藤信夫選手も手伝っていました。にわかに忙しくなってまいりました。





ひとり整備に集中する川口裕司選手(飯塚)。



  

ロッカーの準備をする(左から)有吉辰也選手(飯塚)、竹谷 隆選手(飯塚)。





梱包を解く上和田拓海選手(川口)。

上和田選手:「今日、川口から浜松へ移動してきたのですが、

交通のマヒなどはなく思ったよりもすんなりと浜松まで来られました。

きっと昨日のほうが、電車にしても自家用車にしても台風の影響で

浜松まで来ることは難しかったような気がします。」





午後を過ぎても時折雨がぱらついた影響で路面はブチ走路が続き、

前検日の走行練習はかなり参加選手が少なめとなりました。

写真は山田達也選手(川口)です。





桝崎陽介選手(飯塚)。





黒川京介選手。黒川選手の装飾を全く施していない真っ白なヘルメットが

”初心忘るべからず”な感じがして好きです。





屋外試走場にてエンジンの回転を調べる藤岡一樹選手(山陽)。





フォーク回りを整備する久門 徹選手(飯塚)。





昨晩まで地元伊勢崎ナイターに出場していました吉原恭佑選手が到着。

先日の出来事をお伝えすると「そんなことがあったのですね。それで

圭一郎君を手伝っていたのは誰だったのですか?」とのこと。

さらに渡邉 篤選手だったみたいです、と伝えると、

吉原選手:「なるほど、渡邉さんなら圭一郎君を手伝ってあげるのは

分かる気がします(笑)いえいえ自分は全然、お気になさらずに」

とのことでした。すみません、コメントありがとうございました♪





廣P勝光選手(川口)を尋ねる松山茂靖選手。松山選手は今節の追加あっせんです。

右手前は角南一如選手(山陽)。木村直幸選手の部屋を借りています。



  

14〜15時頃になるとCS放送スタッフやスポーツ新聞記者による取材活動が

盛んに行なわれるようになってまいりました。写真左は永井大介選手(川口)へ

インタビューをする安原幸子さん、右は長田稚也選手(飯塚)へ取材する

スポーツ報知の淡路記者です。





競走車のカバーを解く青山周平選手(伊勢崎)。

ここで新たな選手変更情報が入り、今節優出・本命株の一角でした

高橋 貢選手(伊勢崎)と中村雅人選手(川口)が私病により休場とのこと、

そして追加に鈴木健吾選手、山浦博幸選手がエントリーされました。



鈴木健吾選手があっせんされることになり、急きょ私は来月の

10/1516に予定している「浜松オートファン感謝祭」の打ち合わせをすることに。

チャリティグッズ販売の製作依頼が入りましたので取材はここまでとなりました。





ファン感チャリティグッズ販売のひとつ、場内にしばらく掲示していました

A3サイズの優勝写真・「チャンピオンレーサー」へ、お手すきの選手へ

サインの記入をお願いして回りました。

快く応じてくださったのは小林瑞季選手(川口)です。

他にもA2サイズ(A4の4倍の大きさ)のグレードレース用・

チャンピオンレーサー写真もあります。売り上げは福祉として寄付する計画です。





前検日の走行練習が終了する頃に、ようやく浜松の空に青空が見えてまいりました。



このまま雨が降らなければ明日の朝練習時は大勢の選手が

走行&スタート練習に参加するものと思われます。



10年ぶりの浜松開催・「特別GT共同通信社杯プレミアムカップ」は

明日9/21(水)の10時より開幕です。熱戦にご期待ください!




posted by ブンブンボーイ at 20:41 | ダイアリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする