
本日12/15(木)は山陽「九州スポーツ杯 GT第57回スピード王決定戦」の
場外発売・2日目。(開門予定時刻10:00、第1R試走開始10:15)
浜松の今朝は「晴れ」、走路状況「良走路」。冬到来、雪風のような
凍える北風が強く吹いています。
現在浜松オートの選手管理地区内では明日12/16(金)まで、来期(36期)新人
選手候補性の実地訓練が行われています。朝一番にエンジンの暖気作業と
いうことでさっそく管理地区へと足を運ぶと、先日12/13(火)まで
飯塚オートにて繰り広げられましたナイターレースに出場していました選手の
競走車や梱包箱を載せた大型トラックが数台、検車場の前に到着していました。

一方、走路内では黒潮(走行コース)に合わせて清掃車が巡回し
ごみ等を除去していました。レーシングスタッフも二手に分かれて
次節開催準備と選手候補生の訓練補助を両立、なかなかの忙しさです。

選手宿舎前の屋外試走場にて十分にエンジンの暖気を行いました選手候補生たちは
素早く前後輪にタイヤウォーマーを装着させてツナギに着替えていました。
そして作業中でも先輩選手やオートレースの関係者が視察に訪れると
作業の手を止めて「おはようございますッ!」と丁寧に身体を向けて一礼。
整備のみならず礼儀作法なども手厚く教わっているように感じました。

そして走路内にて走行練習。午前と午後の一番最初はタイヤの当たりつけによる
巡回走行ですが、その後は開催時の朝夕練習を想定した黒潮上での周回走行を
実施。冷たい北風が吹きすさんでいますが、各レース場ごとに風向きや風圧などに
違いがありましょうから、それぞれのレース場での特色や乗り方というものを
身に着けていくのでしょう。

走行練習が終わってロッカーに戻ると、先輩選手たちが練習を見学した感想や
「足をもう少し伸ばしたほうがいいよ」といったアドバイスが行われます。
乗りづらそうに感じると直ちにハンドルの角度やニーグリップの位置などを
微調整。選手になるまであとひと踏ん張りといったところでしょうか。


繰り返し練習をすれば当然タイヤも摩耗していきます。
走行練習と走行練習の間は30分程度しかありませんが、選手候補生たちは
ツナギを着たままで与えられた時間内にタイヤ交換をしたりと
さまざまな整備をこなしていきました。

大時計を稼働させてのハンデ付き周回練習。
大時計はフライングセンサーと連動しているため、練習後にスタートタイミングの
数値も新人候補性たちに伝えられます。

場内は山陽「GT第57回スピード王決定戦」の場外発売が行われており、
明日の第1回訓練最終日まで大時計付近〜グリーンスタンドから
練習の様子を見学いただけます。GT場外と合わせてご覧ください♪