写真は選手管理地区ロッカー・2Fの選手用観覧席から撮影。
先日に引き続き、浜松オートでは川口「市営 11-2」の場外発売とともに
新人36期候補生の実地訓練・2日目を実施。
こちら選手管理地区内では朝9時を回る前から走路内にて清掃車が巡回、
既に笠木美孝選手や藤波直也選手、浜松女子・西 翔子選手が
「おはようございます」とロッカーに到着していました。
新人候補生と先輩選手との朝の挨拶が始まり、朝9時ちょうどから
エンジンの暖気作業を開始。私が現場へ向かった時には既に挨拶が終わって
ブロロンとエンジンを回し、暖気を始めているところでした。
エンジンの鳴りや回転を確認したところで一旦ロッカーへと戻り、ツナギ&勝負服へ
着替えながら前後のタイヤを温める作業へ。淺田真吾選手や佐藤貴也選手、
金田悠伽選手、石貝武之選手など多くの参加選手が見守り、作業中の不具合が
起きないか、候補生による質問・相談事がないか待機していました。
別の通路では西 翔子選手もタイヤを温める作業を行なっているようです。
木村直幸選手が作業を手伝っていました。直幸選手は昨年の
第1回実地訓練から連続で候補生の育成に参加してます。
川口オートの場外発売が始まる頃に本日1本目の走行を開始。
ファイティングゲート周辺では競走スタッフが候補生の訓練を見守ります。
朝一番の走行はタイヤの当たりつけによる慣らし運転です。
本日のスタートを含めた6周回走行訓練を前に、装着したタイヤを
路面にこすりつけることで新品タイヤの固さを和らげたり、摩擦跡を付けることで
タイヤの”けば”を増やしグリップ力を高める効果があります。
当たりつけを終えてロッカーに戻ると、再び先輩選手が走行時に感じたことを
候補生へと伝えていきます。ハンドルの角度が・・・とか、腰回り・走行フォームに
ついての話し合いが多いです。
レースを想定しての模擬試走〜スタート付き6周回走行練習。
するとなんと、西選手がレース出場の完全装備を施して
候補生たちとともに走路へ。
そう、本日2日目は新人候補生の中に先輩選手が加わっての
さらにリアルな混合練習を実施。西選手は最後ハンから追い上げ役でスタート、
昨年まで新人の肩書きがついていましたが、今や先輩の貫禄を感じます。
周回表示板が稼働し、青旗やチェッカーが振られる走行練習。
こうして徐々に訓練生たちは、先輩選手や競走スタッフの手助けを受けて
本番のオートレースに近づけた訓練を繰り返していき、一連の動作を
身体に染みこませていきます。
川口オートの場外発売を観戦に来場されましたお客さまがたも
大時計前のフェンスやグリーンスタンド2&3Fから
繰り返し行なわれる実地訓練を見守っていました。
皆さまの応援をよろしくお願いします!