
場内にて伊勢崎「オートレースふなばしPRESENTS 黒潮杯」の場外発売・最終日が
行なわれている一方、こちら選手管理地区では明日より開幕する3日間開催・
「第37回 日刊スポーツ杯」の前検日として朝から出場選手が続々と到着。
選手宿舎の入口にて健康チェックを済ませると、生活道具を部屋に置いて
早速ロッカーへと向かっていました。写真に写っているのは廃油業者のトラックです。
レースで使われたエンジンオイルや潤滑油などはドラム缶にまとめられて
定期的に廃油リサイクル業者に引き取ってもらいます。


今節の遠征選手専用ロッカー・B棟はほとんど山陽ライダーで席巻。
角 翔太郎選手(山陽)と畦坪孝雄選手(山陽)が使用するロッカーには
「山陽支部 安永」と書かれた梱包箱が置かれていました。
写真右のデビルマンカバーは有吉辰也選手(飯塚)の競走車です。
山陽8割、伊勢崎2割、飯塚1割といった配分です。

今節は3日間開催ながら全8車立て・12レース制のフルレースとなっているため
地元&遠征選手ともにロッカーの隅々まで使用することになっており
先日までの新人36期候補生・実地訓練用ゾーンも解体することに。

新人候補生は今節3日間プラス本日の前検日をかけて
いよいよリアルな開催日訓練を実施。出場選手とともに整備や走行、そして
ロッカー内&宿舎内での過ごし方を先輩選手から教わってまいります。
朝一番、背広姿でロッカーにやってきました新人候補生たちは「おはようございます!
今節お世話になります!」と各先輩選手へ挨拶に回っていました。
左手前は青嶋裕治選手です。奥には金田悠伽選手の姿も見えます。


写真左:新人候補生がやってくると聞いて早めのロッカー入りとなりました
笠木美孝選手。候補生の一人は鈴木静二選手の真向かいのロッカーを
使用して今節過ごすそうです。
写真右:渡邉 篤選手や桝崎星名選手が向かっているのはクランク組立室。
同じグループの中で誰かが下回り整備に踏みきるのでしょうか。

前節のお正月開催では休場となっていました西川頼臣選手が
今節は休場者に代わる追加選手として久々のロッカー入り。
弟子・角貝拓海選手と一緒にエンジンを組み立てていました。

「おはようございます」と挨拶の声をかけて下さいました鈴木宏和選手は
年末年始をかけて他場レースに”引っ張りだこ”となり、今節の追加あっせんが
久々の地元出場となります。私が望遠レンズにて遠くから撮影しようと
しましたところ、その気配に気付いてか一瞬振り向いてくださいました。

大きな梱包箱を開ける佐久間健光選手(伊勢崎)。

角 翔太郎選手(山陽)に淹れ立てのコーヒーを振る舞う西久保英幸選手(山陽)。
西久保選手:「ブンブン君、久しぶり!浜松の中央にあったコーヒー豆屋さん、
”ポンポン”って言ったかな?あそこはコーヒーの豆販売をやめてしまったんだってね。
コーヒー豆の焙煎業者の間ではかなり有名だったのだけど…店長自ら
外国の栽培農園まで出向いて取引をしてたくらいだから。やっぱりコロナとか、
ロシアとか、いろんな影響で経営するのが厳しいのかもしれないね。
自分は相変わらず、コーヒー豆を生豆の状態で密封保存して、必要に応じて
焙煎をしてから振る舞うことにしています。1回火を通してしまうと
劣化が早くなるから、一気に大量のコーヒー豆を焙煎した場合、鮮度の良いうちに
全て配りきらないと勿体ないから…一方で生豆の状態なら、密封をして
冷蔵しておけば、1年くらいは平気で保存できると思う。炒る量は少なめに、
必要に応じて火をかけたほうが、ミルクや砂糖を入れなくてもストレートで
おいしく飲めるコーヒーがすぐにできあがります。ただ、僕のこだわりは
とにかく生豆の仕入れ時に混ざって入ってくる”欠陥豆”の除去と、
火を入れて炒った際に最初に豆が膨らんで出てくる”チャフ”という薄皮を
ふるいにかけて極力落とすようにしています。欠陥豆やチャフはエグ味の元だから。
それと豆に火がだいぶ入ったら、余熱で豆の芯を焦がさないように、短時間で
焙煎した豆のあら熱を取ってあげること。これらを怠って豆が焦げたり苦くなると
エスプレッソやカフェラテのような砂糖とミルクが欲しくなるコーヒーにしか
使えなくなっちゃう。選手はみんなストレートで飲むのが好きだから
今節もこだわって焙煎したキリマンジャロを持ってきているからね、
ブンブン君もまた毎朝飲みにB棟へいらっしゃいよ!」
というわけで西久保選手のコーヒー講座を拝聴している際に
2杯も頂いてしまいました(笑)また明日からよろしくお願いします♪

前節のお正月開催にて通算1500勝を達成し、周囲から祝福されていました
浜松のレジェンドライダー・鈴木辰己選手を遠くから見守っていました
上村敏明選手は夢の通算1000勝達成まであと4勝に迫っています。
今節は3日間のショートシリーズ、1つでもカウントを上げたいとばかりに
集中して整備を進めていました。写真奥は長田恭徳選手(山陽)です。

前検日の風物詩、検車場での新品タイヤの購入。
タイヤは選り好みができないので、検車場にまとめられました新品タイヤは
購入本数を確認して束の上から順番で自身のロッカーへと運んでいきます。
選手の間で評判の良いタイヤは果たして購入分のうち何本入っているでしょうか。

屋外試走場でのエンジン掛けを終えてロッカーに戻る松山茂靖選手。

年末年始と川口開催の遠征続きでした鈴木圭一郎選手。
ようやくホームの浜松へ戻り、今年初の地元レースとなります。
ようやく腰を据えて整備作業ができるとばかりに、圭一郎選手のロッカー周辺は
マシンパーツと工具&ウエスでいっぱいになっていました。

エンジンオイルの廃油をする吉田富重選手。

お正月開催に続いて今節2連続の浜松あっせんとなりました、
飯塚ライダー・浦田信輔選手の梱包箱を解く岩科鮮太選手。

新人候補生のロッカーはこれまでの出入口に近い予備ロッカーから
先輩選手同士で使われている本ロッカーの空いている場所へと移動され、
前検日にて行なう1日の作業を教習。ほとんどの時間が出場選手の
エンジン整備の手伝いに費やされていました。


中には後輩選手や候補生の手伝いを必要とせず、一人で作業を進めるから
大丈夫だよ、という選手もいます。左から、廣瀬豪彦選手、西村義正選手(山陽)です。

そして鈴木章夫選手。ロッカーの両サイドはタイヤでいっぱいです。

前節のお正月開催にてみごと初優勝を成し遂げました浜松女子・西 翔子選手。
1級車に乗り換えての優勝により、今節はハンデが重化されることでしょう。
いよいよハンデを下げられた位置からの追走、さばきのテクニックが必要となります。
今年1年の成長ぶりに注目です。

山本将之選手(山陽)。

渡邉 篤選手。

藤岡一樹選手(山陽)。

永島潤太郎選手(山陽)。

浦田信輔選手(飯塚)。

佐藤 励選手(川口)。

しばらく他場へ遠征続きだった選手も多く、地元に戻ってきた選手の
力を入れた整備作業が至るところで行なわれており、本日のロッカーは
記念レースに似た多忙な雰囲気となっていました。

伊勢崎オートにて競われました本日第12R「黒潮杯 優勝戦」は
ブチ走路の6周回にて競われ、最重ハンの8枠・高橋 貢選手が不安定な走路ながら
全車をさばいてTOPチェッカー!栄えある優勝を成し遂げました!
高橋 貢選手、優勝おめでとうございました☆

「あ、ブンブンさん、今年もよろしくお願いします。」と、
屋外へ天日干ししていました競走車をロッカーにしまう鈴木圭一郎選手。
圭一郎選手にはさっそく今年最初の地元サービス、ということで
明日の開催初日・第6R発売中にCS放送へ出演していただき、昨年末の
川口オート「SGスーパースター王座決定戦」の優勝を報告します。
ちなみに第6Rの発売開始予定は12:43頃です。どうぞお見逃しなく♪

「第37回日刊スポーツ杯」は明日1/17(火)から開幕します。
目玉イベントは何といってもこちら、明日の開門から
開催3日間のうち先着15名様限定、1Fインフォメーションにて
3000円分の未確定車券か未確定投票受付明細(はまりっちレシート)をご提示の方へ
鈴木圭一郎選手サイン入り「オートレースふなばし2023年カレンダー」をプレゼント!
こちらは3日間を通じて15枚のみ、配布が終了次第その日で打ち切りとなります。
どうぞお早めに!
他にも開催3日間毎日「日刊スポーツ」新聞を開門先着200名様へ配布。
浜松オートレースヴィーナス・JINちゃんの来場と特選松阪牛カレーが当たる
「未確定車券抽選会」の実施は開催最終日の1/19(木)です。
「第37回日刊スポーツ杯」、どうぞお楽しみに!