2023年02月20日

浜松オートは非開催日です..(SG指定整備日)



先日川口オートにて繰り広げられました「第16回週刊実話杯」、最終12R

「優勝戦」は良走路の8車立てにて競われ、飯塚の長田稚也選手が

栄えある優勝を成し遂げ幕を閉じました。



本日2/20(月)と明日2/21(火)をかけて浜松オートは非開催日となり、

いよいよ如月の大決戦・「オッズパーク杯 SG第36回全日本選抜オートレース」の

最終準備&点検が行なわれます。早朝から業者さんの車両が

頻繁にレース場の内外を行き来しています。





正門前のロータリーではSGの告知のぼりが激しくはためいています。

本日はかなり強い西風が吹いています。





選手管理地区では数台におよぶ梱包トラックが朝早くに到着。

川口オートでのレースを終えたSG組選手の車両が夜を徹して

浜松オートまで移動、大勢の検車スタッフが荷下ろしを行なっていました。





走路内では少しこれまでとは景観が変わっているようですが…





走路内中庭の内線側に頑丈な防護フェンスができていました。

高さはおおよそ160センチほど、地上から120センチくらいまでは

厚さ20センチほどの緩衝クッションがフェンスの前に取り付けてあります。

これまでのタイヤガードよりはるかに防御力がありそうです。





そして走路内フェンスでは第2コーナー〜第4コーナーの約半周をかけて

全国より寄せられました「選手応援幕」の取り付けが行われました。



  

写真左:あさってからのSG開催は浜松新人36期生3名は練習参加として

先輩選手の準備や手伝いをしつつ走行練習に参加したりと

5日間の過ごし方を覚えてまいります。

吉林直都選手と牧野竜人選手が「〇〇選手はここのロッカーを借りるから、

あの道具とこの道具はこっちに運んできて、それから次は…」と

話し合いながら遠征選手が使うロッカー番号を確認していました。



写真右:新人選手とともに朝一番でお会いできましたのは高木健太郎選手(山陽)。

今節は休場選手発生による追加であっせんが決まりました。





4月からの新年度・前期にて川口オートのNo.1に輝きます加賀谷建明選手。

今節は同27期・石貝武之選手のロッカーを借りるようです。



  

写真左:新年度・前期よりS級返り咲きの佐藤摩弥選手(川口)。

今節は金田悠伽選手のロッカーを借りるようです。

写真右:新年度・前期より全国No.1に返り咲きの青山周平選手(伊勢崎)。

今節は仲口武志選手のお向かいのロッカーを借りるようです。





鈴木圭一郎選手は本日の指定整備日も早朝からロッカー入りをして

念入りなエンジン内の清掃を行なっていました。

クランク組立室に入室することもありました。



  

SGの出場権を手に入れる選手がどんどん若い選手へと移り変わっていきます。

写真左から、小林瑞季選手(川口)、石川哲也選手(伊勢崎)のマシンです。





地元伊勢崎の先輩選手が使うロッカーを中心に準備を進める横田翔紀選手。



  

左から、松尾啓史選手(山陽)、伊藤信夫選手のマシン。

ともに先日まで川口オート開催に出場、休む間もなく浜松に到着です。





田中 茂選手(飯塚)のマシン、梱包箱、タイヤの3点セット。

特にタイヤは膨大な数です。田中 茂選手といえば、先日JKA・オートレース

オフィシャルサイトにて、第37期選手候補生の合格者の中に

茂選手の息子様が含まれているとのことです。





そして今節SGの大注目選手のひとり、佐藤 励選手(川口)。

ヤングライオン・35期にしてただひとりSG出場の切符を獲得、台風の目として

きっと明日からのスポーツ新聞各社の取材に取り上げられることでしょう。

励選手:「SGを前に、近況のレースで(ここをもう少し扱ったら機力が上がるのでは)

というイメージができあがっているので、けっこう大幅な整備を想定していますけど

明日の前検日までをかけてやっていこうと思います。その準備で今日から

浜松入りをしました。うわさ通りに浜松の新人36期選手は皆さん速いですね。こちらも

負けていられないとモチベーションを上げる、とても良い刺激になっています。

しかも2級車・500ccって、まだまだ1級車・600ccに引けを取らない”持ち味”というか

2級車ならではの良さ、伸びしろが眠っていると思うんです。そこを引き出して

あげられたら良いなと。しかもSGとなれば、名選手ぞろいになるので、一見

500ccが不利そうに見えがちですが、逆に2級車が勝てる条件がSGこそ

そろっていると思うんです。それは一般開催のようなロングハンデ戦がなくなり、

0m&10mの短ハンデやオープンレースになること。2級車の特性から、どうしても

10線や20線の3〜4車の真ん中とかに置かれてしまうと、スタートから飲み込まれて

しまいがちですが、SGなら0m単騎で残り7車が10mとか、10mOPの内側に

置かれる確率が高くなると思うので、スタートで先陣をきってめいっぱい逃げる、

という戦法が有効になると思います。勝つためにはもちろん、タイヤの選定や

タイムを出せるエンジン作りも必要ですし、条件がそろえば”オートレースは

2級車でも1級車に勝てる”ということを証明して、これから入ってくる新人・後輩

選手の方々へ希望や可能性を感じさせてあげたいですね。

そして1着選手には”勝利者インタビュー”があるので、ぜひ映ってみたいです(笑)

あさっての”1着選手サイン書き”ができるように、今日から一生懸命頑張ります!」



撮影の際マスクを外してピースポーズをとってくださいました佐藤 励選手。

浜松の新人・栗原佳祐選手とはわずかの間ですがロードレーサー時代に

現役期間が一緒だった時期があったそうです。「今度はオートレースでお互いに

切磋琢磨して、それがオート全体の盛り上げにつなげていければ良いですね」

と話してくださいました。佐藤 励選手、コメントありがとうございました☆







1日をかけて「選手応援幕」の掲示が完了。

さすがはSG開催だけあって、西スタンドの最上段はもちろん

バックストレッチの壁にも2段目が設けられて掲示されました。

皆さまのご応募、ありがとうございました!

上写真は浜松オートフェイスブックにて詳細をご覧いただけます♪





明日はいよいよSG前検日となりますが、非開催日のため

走行練習等を観覧することはできません…あしからず!

2/22(水) の開幕をどうぞお楽しみに♪


posted by ブンブンボーイ at 18:32 | ダイアリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする