
日曜の朝にふさわしい、晴れ渡る空となりました浜松オートは
山陽「キリンビバックス SummerFIREシリーズ9」の 場外発売・最終日。
そして明日から開幕する浜松デーレース「創刊75周年記念 第16回
スポーツニッポン新聞社杯」の前検日。浜松では午後から走行練習が開始され、
山陽では最終12Rに7車立ての「優勝戦」が繰り広げられます。
熱戦にご期待ください!

レースの行なわれていない時の選手ロッカーは施錠されており、非常灯だけが
ポツンと点灯しているような、まるで倉庫のようなひっそりとした雰囲気ですが
こうして前検日に選手ロッカーに明かりが灯ると、いよいよレースが始まるという
ドキドキ感が徐々に高まってまいります。選手への声かけは必ずいつもOKという
わけではありません、整備内容や調子、集中力などを見計らい、タイミングが命です。
この緊張感は20年以上経った今でも全然慣れることはありません。ここだという
必勝法も方程式もない、まさに人と人とのごきげんいかが、な心配り、
挨拶まわりが大事だと思います。

新人選手は早くから管理地区入りを果たしており、選手宿舎と
ロッカーの間を足早に行き来しています。本日は浜松新人・早津圭介選手と
牧野竜人選手がロッカー内のセッティング作業を始めており、
「おはようございます!」と挨拶してくださいました♪

浜松新人・栗原佳祐選手も各選手のロッカーをまわって
足りてないものはないか確認。新人選手にとって前検日の恒例作業です。

そして新人選手と共に早朝からロッカー入りしていましたのは中山 光選手(川口)。
中村友和選手とともにロッカールームのセットアップを行なっていました。

周囲の先輩選手のロッカーを準備する深谷俊太選手。
運び込んでいる競走車は永井大介選手(川口)のマシンです。

もちろん鈴木圭一郎選手も早朝からロッカー入りをして整備に集中。
先日の指定整備日に続く作業です。


今節から1級車に乗り換えて新スタートとなる角貝拓海選手、兵頭寛和選手。
午後からの前検日・走行練習に向けた準備を進めていました。

さてここでオートレーサー募集の告知依頼が飛び込んでまいりました。
JKA・オートレース総合サイトにて公示がありましたとおり、
第38期オートレース選手候補生の募集が7/1(土)から開始されました。
幅広く周知させたく、告知をお願いしますとのことで、浜松オートオフィシャルサイト&
明日からの浜松オートCS放送でも募集をPRすることになりました。
まずはこちらの作業を優先させます。

気象情報によれば明日の浜松開催初日は1日晴れるとのことで熱走路は必至。
前検日からタイヤ選びを慎重にしている選手の姿が印象的です。
写真手前は浜松女子・金田悠伽選手、右は石貝武之選手です。

梱包箱を開ける長谷晴久選手。6/29(木)までの川口遠征から
戻ってきたばかりで連戦となります。

鈴木圭一郎選手を尋ねる浜松女子・交川陽子選手。

走行練習を前に新品タイヤが検車場前に到着。検車スタッフのみの作業では
タイヤの数が多すぎて運び込みに1時間近くかかってしまうため、
放送をかけて手伝える選手にも運び込みの協力をお願いしています。


写真左:今節借りる部屋を自分用に整える清岡優一選手(伊勢崎)。
写真右:夢の1000勝まであと3勝、どんな天候でも勝利を目指す上村敏明選手。

中村友和選手を尋ねる山脇孝志選手。

走行練習をする佐藤大地選手。

走行練習をする西久保英幸選手(山陽)。

走行練習をする別府末彦選手(山陽)。

走行練習をする中村友和選手。

走行練習をする鈴木圭一郎選手。


写真左:一旦ロッカーを離れて検車場に向かう渡邉 稔選手(川口)。
写真右:ロッカー内で休憩する仲口武志選手。

遠征選手専用ロッカー・B棟へ足を運んでみると、扉を開けるなり
「おぉ兄ちゃん来たか!ここまで(バイクを)持ってこいよ!前回からもう1カ月くらい
経つだろうから、エアを見てやるよ!」と、弾丸ミッキーこと篠崎 実選手(川口)が
電動バイクのエアをチェック&注入してくださいました♪

篠崎選手:「あぁ〜ん?兄ちゃん、ここン所にクモの巣が張ってやがるじゃないの。
バイクの手入れはちゃんとしてなきゃイカンぜ。俺たちにとってバイクは大切な
”相棒”だからさ! ・・・よし、最近は暑くなってエアが膨張するだろうから、
パンクしないように、それを計算してのエア量にしておいたよ。
これで直線勝負で伸びが出るぜ!がっはっは!(笑)」
篠崎選手はお茶の子さいさいでタイヤ状態を最高潮に仕上げてくださいました♪
いつもありがとうございます☆

すると、篠崎選手と2つ隣のロッカーである西久保英幸選手(山陽)が
「せっかくB棟に寄ってくれたんだから、コーヒーを飲んで行きんしゃい!」
と、さっそく周囲の選手へ振る舞うために自ら淹れました自家焙煎のコーヒーを
おすそ分けしてくださいました♪こちらも毎回ありがとうございます☆

鈴木辰己選手のマシンはシリンダー・ピストン部にビニル袋がかぶさっていました。

さて今節2つめの作業依頼は下半期に実施予定の浜松グレードレース・
開催告知ポスター用の選手撮影です。今をときめく浜松の若手選手を数名
ピックアップし、ツナギ&防具姿での撮影を3日間かけて行なってまいります。

仁王立ち、腕組み、ヘルメットを持つ、…といった数種類のポーズを
正面・右左・上下からとさまざまな角度で撮影。
その中から良さげな写真を選別してポスターに起用していきます。
写真は宣材(宣伝材料)撮影に選ばれましたひとり、深谷俊太選手。
何かやってみたいポーズはありますか?とリクエストしましたところ、
ダイアン・津田さんの”ゴイゴイスー”ポーズをキメてくれました(笑)

選手撮影は山陽オートの最終12R「優勝戦」が近づいてきたことで一時中断。
「優勝戦」を告げるファンファーレが聞こえてくると、浜松ロッカーでは
CSモニターの前に選手が集まって戦況を見守りました。

レースは6車並んだ10線勢からスタート勝負で好展開をつかんだ2枠・
岡部 聡選手(山陽)と6枠・鈴木宏和選手との一騎打ちとなり、5周回の
バックストレッチ〜第3コーナー、岡部選手のインコースへ飛び込んだ宏和選手が
先頭を塗り替えてゴールチェッカー!山陽オートにて栄えある優勝を成し遂げました!

宏和選手のロッカーを近場とする選手たちも「この暑さでもスタートをきって
さばけたんだから、大したもんだな」、「上出来だね」と宏和選手を称賛していました。

鈴木宏和選手、山陽「キリンビバックス SummerFIREシリーズ9」優勝、
おめでとうございました☆

「宏和君の優勝を一番喜んでるのは師匠かもしれないね」と
同じグループの吉田富重選手が教えてくださいましたとおり、
自身のロッカー内で優勝戦〜表彰式までじっくりと見守っていましたのは
宏和選手の師匠・馬場雄二選手です♪
馬場選手:「優勝できて良かったですよ。それに彼はまだまだ成績を残せる力を
持ってると思うから、これからもどんどん活躍していってもらいたいね。」
こちら浜松のロッカーでも宏和選手の優勝を喜んでいる選手がたくさんおりました♪
明日7/3(月)からは浜松オート3日間シリーズ、「創刊75周年記念
第16回スポーツニッポン新聞社杯」が開幕。
明日の初日は全12Rをかけて「予選」が繰り広げられます。
気象情報によれば1日をかけて好天に恵まれるそうです。
熱戦にご期待ください!