もうすぐ楽しい夏休み!ということで、浜松オートのある町・和合町の西和地区では
これまで子供たちの夏休みを前に、”正しい花火の遊び方を大人から教わって
けがのない夏を送りましょう”と、地元の消防署員をお招きしての「親子花火教室」が
毎年恒例で実施されてきましたが、ここ近年は新型コロナウィルスの影響により
花火教室がしばらく中止となっていました。
そして今年、ようやくコロナの規制が緩和されたことで約4年ぶりに花火教室を再開。
浜松オート(選手会浜松支部&日本トーター)では毎回実施にともない、
地域貢献の一環として花火教室で必要となる参加人数分の”花火セット”を
寄贈しています。「ぜひ今回も子供たちの花火教室のようすをご覧ください」と
子ども会さんからお誘いを受けましたので、浜松オート・南駐車場向かいの
「新屋集会所」へおじゃまさせて頂きました♪
花火教室はあくまで学びのイベント、ということで、けがのないよう
空が真っ暗にならない18:30より実施。少子化と呼ばれる昨今ですが
地元の小学1〜6年生までおおよそ40名ほどが保護者同伴で参加しており、
花火について正しく学びたいという関心の高さ・探求心がうかがえます。
「浜松オートさん、たくさんの花火を用意してくださり、ありがとうございました」と
代表のお嬢さんがお礼の言葉を述べると、事業長からも
「正しい遊び方を習って、楽しい夏休みをお過ごしください」と謝辞を贈りました。
「親子花火教室」では毎回、ご近所である浜松市中消防署・富塚出張所から
消防署員数名が来場し、子供たちへ花火の安全な遊び方を教えてくださいます。
真剣に聞き入る子供たちへ「必ず火消しの水を用意し、遊んだら消化すること」、
「花火は束にして火をつけないこと」、「人の前に花火を向けないこと」、
「大人と一緒に遊ぶこと」、「風の強い日は遊ばないこと」などを教えました。
まずは実際に消防署員が花火の遊び方を実演。子供たちの中には
やけどしそうで怖い、と恐る恐る見つめる子もいましたが、周りには頼りになる
大人がいっぱいおり、何よりも「一緒に学ぼう!」と励ましてくれる友だちがいます。
一人では怖くて踏み出せないことも、仲間と一緒なら勇気が湧いてくる。
花火教室の実施にはそんな子供たちの成長を支える効果もあるようです。
そして子供たちが花火にチャレンジ!子ども会のお母様がたが隣について、
「花火のかけらが肌に当たってやけどした場合は、すぐに近くの大人へ知らせて
用意してある治療を受けてください」と促します。
最初は恐る恐るだった子も、友達と一緒に順番で2・3回と花火を扱っていくうちに
綺麗だね、と怖さから楽しさに変わっていく様子が見て取れました。
選んだ花火によって色や明るさ、火花の出る勢いも多少違いがあることを
子供たちは学んだようです。
「浜松オートさん、選手の皆さん、花火をありがとうございました!」と
ラストに上級生のお嬢様がたよりコメントを頂きました♪
「花火教室の実施がまだ空の明るい時間だったので、始まる前までは
これで花火を学べるのかな?と思っていたのですが、意外と空が暗くなる前でも
花火ははっきりとした色が出て強く光るんだ、ってことを学びました。」
「小さい子供たちがいても、花火教室なら大人もいっぱいいるし、消防署の方も
一緒にいてくれるので、安心できると思います。」
「花火の持ち方とか、遊び方は、教科書とか授業で教わるものじゃないけど、
でも正しく教わらないと火事とかやけどになっちゃうし、みんなで大人から
学べるというのは大切だと思います。消防署員さんがわざわざ一軒一軒まわって
「花火の遊び方を教えに来ました!」なんてしないものね(笑)」
「夏休みでは旅行に行ったり、親戚に会ったりとか、出かけることが多くなると
思いますが、外出先で「花火で遊ぼう!」ってなった時も、今日教わったことを
思い出して、下の子たちに今度は私たちが教えてあげられたらいいなと思います!」
約4年ぶりに再開しました「親子花火教室」、子供たちみんなで楽しく学んで
夏休みを前に勇気と成長を手に入れたようでした♪
和合町西和自治会の皆さま、今回もありがとうございました☆