2022年02月27日

第2回アメージングカートISK杯 編集後記


2/24(木)〜26(土)の3日間をかけて繰り広げられました、浜松オートは
「第2回アメージングカートISK杯」は、最重ハン・8枠40線の大外から
他7車抜きを達成しました鈴木宏和選手(浜松)が前回出場の伊勢崎ナイターから
続く破竹の6連勝&2場所連続・完全優勝の偉業を成し遂げ、幕を閉じました。

ファイティングゲートへ凱旋した際、出迎えてくれたのは同32期の
高宗良次選手(飯塚)と佐藤裕児選手(飯塚)の2名のみ。
「あれ、少ない…(苦笑)」とつぶやいた宏和選手へ、両選手は
「遠藤さん(遠藤 誠選手)も(優勝戦に)出たから、片づけにまわってる」と
教えてくれました。同じグループの中から選手が2名以上「優勝戦」に進出した場合、
仲間の選手が全員祝福に走路へ集まってしまうと、片づけを補助する人手が
いなくなってしまうので、お出迎えをするグループ人数は半分以下になりがちです。
その後、宏和選手の師匠・馬場雄二選手と同門の先輩・小林頼介選手が
駆け付けてくださり、一緒に記念撮影となりました♪


勝利のウィニング・ラン。この日は一日をかけてこれまでの凍てつく寒さはなく、
雲ひとつない快晴に恵まれたこともあって多くのお客様にご来場くださいました☆
ウィニング・ラン、そして公開表彰式を最後まで見届けてくださいました皆さま、
ありがとうございました!


前節「第6回 花の舞新酒杯」から、新たな試みとして表彰式時に
浜松オートレースヴィーナス・JINちゃんが優勝選手インタビューを実施しています♪
夕暮れの西日とは背中を向ける方向になりますが、ちょうどインタビュー用の
バインダーがレフ板(反射板)代わりになって表情がしっかり見えます☆


「株式会社ISK」 代表取締役、池田多津夫様から優勝カップが贈呈される際、
池田様は「試走先導のカートにも乗って頂いて、ありがとうございました!」と
宏和選手へ感謝のコメント♪そう、宏和選手は今節のイベント、選手運転による
「カートで試走先導」にも率先して搭乗を引き受けてくれていたのでした♪



ロッカーに戻ると、同門選手をはじめ、横一列になって今節”練習参加”として
あっせんされていた新人35期選手&地元35期選手が
”片づけなど手伝うことはありませんか”と、ずらり勢ぞろい。

優勝選手が表彰式を終えてロッカーに戻ってきた時には、ほとんど他の選手は
作業を終えて帰ってしまっているので、新人選手が最後まで居残り
片づけを(必要な場合は)手伝うことになっています。

宏和選手:「こんな大勢で最後まで待っていてもらって…でも大丈夫。
梱包は自分でやるから、もう終わっていいよ。ありがとう。おつかれさまでした。」

そうはおっしゃって下さったものの、(はいそれでは)とはいかずに
立ったままの新人選手たち。なかなか先輩選手を前にして
先に帰りづらいというのも分からないでもありません。

すると、宏和選手と同門の先輩である赤堀 翼選手が
「そんな大勢で名残惜しそうに囲まれても、引退みたいに思われちゃうから(笑)
大丈夫だから、みんな終わりましょう!」
と、解散を促してくださいました♪

新人選手一同:「それでは、お先に失礼します!ありがとうございました!」

こうして今節3日間、ロッカーは終始和やかな雰囲気で幕を下ろすのでした♪
鈴木宏和選手、「第2回アメージングカートISK杯」、
完全優勝&出場2節連続完全優勝おめでとうございました☆


posted by ブンブンボーイ at 19:54 | イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月22日

浜松新人35期生3名、浜松市役所へ表敬訪問を行ないました


写真:左から、兵頭寛和選手、角貝拓海選手、長田繁喜浜松副市長、

 西 翔子選手、鈴木健吾選手会浜松支部役員。



2022年2月22日(火)。「第2回 アメージングカートISK杯」・指定整備日の午前中に

兵頭寛和選手、角貝拓海選手、西 翔子選手の浜松新人35期選手3名が

鈴木健吾選手会浜松支部役員引率のもと、浜松市役所へ表敬訪問。

長田繁喜浜松副市長へ浜松オートレース場所属・第35期生として

今年度デビューを果たし、明後日からの地元開催へ出場する旨を報告しました。




浜松市役所・秘書課へ向かう前から緊張して表情のこわばっていた

新人選手3名をリラックスさせようと、今回引率役の鈴木健吾選手役員は

秘書課の応接室へ到着するや、「はいはい、まずはブンブン君のほうへ

記録写真の目線を送ってあげて〜」と促してくださいました(笑)




新人選手の紹介は午前11時からスタート。長田副市長はまず最初に

「23日(前検日)からレース業務ということで、その前に貴重なお時間を頂いて、

市役所までお越し頂きましたこと、本当に心より感謝を申し上げます。」と

表敬訪問への感謝を述べられました。




新人選手がひとりずつ紹介されると、長田副市長へサイン色紙をプレゼント。

サインは養成所時代に考案、兵頭選手のサインは西選手が考えたそうです(笑)



西選手:「京都出身、西翔子です。目標は、フェアなプレーをしながら

強い選手になることです。前職は京都のお菓子屋さんで働いていました。

よろしくお願いします。」



角貝選手:「角貝拓海です。浜松市の天竜区出身です。指導員は西川頼臣選手です。

応援される選手を目指します。元々銀行員をしていました。よろしくお願いします。」



兵頭選手:「兵頭寛和です。大阪府出身です。指導員は戸塚 茂選手です。

浜松を盛り上げられるような選手になれるよう一生懸命努力していきます。

以前は化粧品の製造業に勤めていました。よろしくお願いします。」



長田副市長:「ありがとうございます。頑張って下さい。」




長田副市長のねぎらいの言葉です。



「西選手と兵頭選手は浜松以外のご出身なのですけれど、この浜松場を

選んで頂きまして、ありがとうございます。また角貝選手は地元に帰って頂きまして、

誠にありがとうございます。


浜松のオートレースというのはかなり歴史がございまして、

昭和30年代に、浜松の財政が大変厳しい時期がありました。そういう中で、浜松市に

オートレースを開催して何とか市の財政に貢献して頂きたいということがありまして、

浜松オートレース場の設置と開催が決定しました。



以来、浜松市の振興に本当に貢献を頂いている事業だと思っておりまして、今後、

私どもが力を入れてまいりたいということで、現在メインスタンドを改築しております。

この夏場には完成をいたしますので、皆さまがた、もうしばらく経ちますと、新しい

スタンドで多くのお客様がご覧になる中で走って頂くというふうになると思います。



本当にオートレース選手養成所の研修とかはすごく厳しかったとは思いますけども、

そこを乗り越えられてきた皆さまでございますので、やはり十二分にご活躍が

できると思っております。しかしながらオートレースは、たまには事故もありますので、

くれぐれも安全な走行に努めて頂いて、その中でぎりぎりまで攻めて頂いて、

しっかり成果を残して頂ければありがたいと思っております。」






「オートレースは基本的に定年がない職業ですので、活躍次第ではずっと長く

走り続けることができます。競走バンクには夢がちりばめられていると思いますので、

ぜひしっかりとつかみ取って、実りある人生を築いて頂けたらと思っております。



今日頂きましたこのサイン色紙が、ゆくゆく“こんな貴重なものが手元にあるのだ”

というくらいのご活躍を頂けることを、心に祈念いたします。

なかなか慣れない環境でございますので、大変だとは思いますけども、ぜひ、

ご自身の持ち前の能力を如何なく発揮して頂き、そして未来を、

切り開いていって頂けたらと思います。今日は本当にありがとうございました。」








表敬訪問が無事終了。浜松市役所・秘書課の前で撮影しました。

このあと新聞記者数名からの取材を受けており、後日紙面に掲載される予定です。

表敬訪問の写真と会話内容につきましては財団法人JKAへお送りしましたので

オートレースオフィシャルサイトでも後ほど記事がアップされると思います。

そちらもどうぞご覧下さい♪



浜松新人選手の皆さま&鈴木健吾選手、本日はありがとうございました☆

明日からの前検日も頑張って下さい!




posted by ブンブンボーイ at 18:08 | イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月14日

編集後記 〜GT第63回スピード王決定戦〜


2/13()に浜松オートで繰り広げられました「サンケイスポーツ杯
GT第63回スピード王決定戦」。優勝は5年ぶりのGT制覇となる
山陽ライダー・丹村飛竜選手です。

写真はレース直後、ロッカーへ戻ってきた時の丹村選手のようすです。
本来はチェッカーフラッグをきった後、そのまま優勝選手だけが走路に残り
競走車で入場門へ移動、記念撮影後にウィニング・ランが始まるのですが、
「優勝戦」が落車発生のレースとなったため、事故車両の撤去や走路清掃・
点検が行われていたため、全車がロッカーへ帰還。
丹村選手はロッカー内にて優勝の知らせを聞くことになりました。


降雨や審議等もあり、レースからかなり時間が経過していることから、
「走路内での公開表彰式も中止が決まっているし、ウィニング・ランも
中止でよいのでは…」という意見も出たのですが・・・
スタッフ同士でやりとりをするブレスト(有線の送受信機)からは
「ウィニング・ランを待っていて、お客様が帰る気配がありません!」という連絡が。
ロッカーでは既に丹村選手が勝負服を脱いで着替えが始まっているところでしたが
「すみません!丹村選手、お着換えが進んでいるところ申し訳ないですが
お客様のためにウィニング・ランを行ってもらってもよろしいでしょうか!?」
というお願いに、丹村選手は何と「やりましょう!」と快諾。
再びプロテクターや勝負服を着直してのウィニング・ランとなったのでした。
まさにお客様がたの情熱と、丹村選手の心意気がシンクロしての
ウィニング・ランとなったのです。



今回GTの「表彰式」、ならびにウィニング・ランや表彰式の撮影写真を
紙面に使いたい、とのことで、財団法人JKA(オートレースオフィシャルサイト)さんや
東京スポーツさん、さらにはJINちゃんからも写真提供のお願いがありましたので
それぞれにお送りさせて頂きました。他のレース場はどうされているか分かりませんが
浜松オートでは新聞マスコミ各社へ写真を選別・編集し送信してから、ようやく
ブンブンブログや浜松オートLINEなどの記事を書き始めるので、
アップが夜遅くになってしまうことがしばしばあります。
※レースに審議や落車等が発生しますと、判定や容態情報待ちにより
 さらにアップが遅くなってしまいますが、どうぞご了承ください…。



徹夜で編集を続けていると・・・イベントスタッフから
「ブンブンさん!場内のお客さまから”ブンブンさんへ”と贈り物を預かっています」
と、何とバレンタイン・チョコレートを頂いてしまいました☆
これには私も驚き、元気が沸いてまいりました!
東京のYさん、嬉しいです♪本当にありがとうございました☆


posted by ブンブンボーイ at 22:26 | イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月17日

1/11、新スタンド審判棟の稼働テストを兼ねた「模擬レース」を実施


新メインスタンド・審判棟へのレース機材一式の引っ越し作業が全て完了、
ということで、本場開催も場外発売も行なわない1/11(火)の”非開催日”に
試走タイムや上がりタイム、フライング、確定などタイマーやセンサー、表示板が
正常に稼働するかをテストするための「模擬レース」が行なわれました。


これまでずっと晴天が続いていたのですが、この日に限って本州へ
南北2つの低気圧が東へと抜けていった影響で雨風吹きすさぶ冬の嵐に。
日照が届かないためにゴール線上では着順を確かめるための審判ライトが
点灯されましたが、最新LEDを採用しているためとても明るいです。


昨年11月の「SG日本選手権オートレース」以来、約2ヶ月ぶりに開放された
選手ロッカー。現在、浜松所属選手は節分の地元開催まで他場遠征に
出かけているため、今回の模擬レースに参加しない選手のロッカーは
競走車&工具一式がまるごと置いてありません。

ちなみに今回の模擬レース参加選手は、
鈴木健吾選手、関口隆広選手、藤波直也選手、和田健吾選手、
落合 巧選手、中村友和選手、柴田紘志選手、今田真輔選手の8車です。


模擬レースを行なうにあたって、選手だけいれば良いというものではありません。
一ヶ月以上も開催がなかったので、競走車および走路に異常がないか、
朝練習に見立てた走行テストや検車を行なわなければいけないのです。
当然ながら検車スタッフや走路救護員も持ち場にて待機しています。

  
あいにくの大雨になったことで選手はてんやわんや。なぜならば
タイヤやエンジンなど、雨のセッティングに変えなければいけないからです。
模擬レースは14:30から、ということでお昼までに集合しました選手たちは
真っ先に雨用のタイヤを作りキャブレターの調整をしていました。
準備ができたらタイヤを暖めてプロテクターを装着。検車場に集合です。


予定時間通りに模擬レースの試走からスタート。
新メインスタンドの審判棟にて全てコントロールされている、試走タイムの計測や
各審判員のブレスト(会話などやりとりをするためのヘッドホン&マイク)の
チェック、カメラアングルのテストなども連動して行なわれました。


選手やスタッフは雨具を着用しての模擬レースに。


フライングのセンサーも正常に動いているかを試すため、
各選手が与えられている公式なハンデ位置ではなく、
1枠ゼロハン、2枠10線、3枠20線・・・と1車ずつ配置し、そして
6&7枠は50線同士と、同ハンで並行した場合のセンサーチェックも行ないました。

  
大時計のランプがLEDに更新されたことで解像度が劇的にアップ。
レーシングスタッフさんいわく、「逆にまぶしいくらいハッキリしています」とのこと。

今回は模擬だけに1度目の発走はわざとフライングをきってもらうよう
前もって選手にお願いしてあり、場内いたる所の赤ランプが正常に
点灯するかのチェックも実施。もちろん赤ランプも非常に鮮やかです。


2回目の発走は正常にスタート!6周戦となりましたが大雨での模擬だけに
とにかく落車せず無事完走を、というような慎重なレース展開に。
それがかえって5車ほどの車群となる接戦・マッチレースを生みました。


そして今回、現・青旗担当スタッフがこの日お休みだったことから、
わたくしブンブンボーイが久々に青旗を担当することに。
浜松オートがまだ民間委託される前(2006年頃迄)、私が青旗を担当していました。


結果は和田健吾選手が1着。次いで落合 巧選手、鈴木健吾選手と入着し
確定は5-4-6。あくまで模擬レースなので払戻の額は適当な数字です(笑)

レース運営における一連の作業を通して行なった結果、異常は見られず合格に。
はれて2/3(木)からの本場開催・「第6回 花の舞新酒杯」は新メインスタンドに
移設された審判棟にて、新型コロナの影響さえなければ実施OKとなりました☆
今から待ち遠しいですね、どうぞお楽しみに♪


posted by ブンブンボーイ at 13:02 | イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年12月18日

選手会浜松支部、児童養護施設「和光寮」へ訪問し寄付を行ないました


写真:全日本オートレース選手会浜松支部から寄贈玩具を受け取る、
 児童養護施設「和光寮」の子供たち。

2021年12月18日()。全日本オートレース選手会浜松支部を代表し
西川頼臣選手会浜松支部長、鈴木健吾選手会浜松支部役員が
浜松市西区の児童養護施設、「社会福祉法人 和光会「和光寮」」を訪問。

「子供たちの健全な成長にお役立てください」と、浜松支部選手同士で募った
寄付金やチャリティーグッズの販売収益などによって集められた募金を使い、
トランポリンやブロック、積み木など児童用玩具(約15万円相当)を購入し
施設へ寄贈しました。


屋外の芝生広場にて遊んでいた子供たちが室内ホールに集められて
「贈呈式」がスタート。まずは西川頼臣選手から子供たちへの挨拶です。

「今日は真冬のような天気となりましたが、和光寮の子供たちが
外で思いきり遊んでいる姿を見て、僕たちも元気を貰えました。今日は
少ないですけど玩具一式をプレゼントしますので、みんなで仲良く遊んで下さい。」

  
写真左:プレゼントを受け取りました子供たちの中から
代表で男の子がお礼の言葉を述べました。
「今日はたくさんのプレゼントをありがとうございました。大切に使わせていただきます。」

写真右:社会福祉法人和光会「和光寮」の徳田義盛施設長からもお礼の挨拶を頂きました。
「本日はお忙しい中、そして、貴重な選手会の資金を使って頂いて、和光寮の
子供たちのためにたくさんの玩具をプレゼントしてくださいましたこと、
誠にありがたくお礼を申し上げます。

実は子供たちの玩具以外にも、この部屋に入りきれなかったのですが、リビング用の
大きなソファをはじめ、廊下の壁にかける大きな時計、子供たちの運動用の
バランスボールなど、クリスマスが近いこともあってたくさんの道具を頂いています。
本当にありがとうございます。みんなで仲良く暮らしながら、たくさんの事を、
遊びを通じて学んで貰えると良いなと常に思っています。

子供たちにはぜひ、今日、オートレース選手会浜松支部の皆さんから頂いた
プレゼント一式は、選手の方々が自らの家族や暮らしのために働いて、
一生懸命稼いだ中の一部を出し合ってくれて
”みんなのために、社会のためにプレゼントしてくれた” ということを覚えながら
仲良く大切に使い続けてもらいたいなと思います。今日はどうもありがとうございました。」

スタッフ一同から感謝の拍手が贈られました。



「贈呈式」の終了後。西川支部長と鈴木健吾役員はさらに「職場でご活用ください」と
「和光寮」スタッフの方々へ『2022年 浜松オート選手会カレンダー』を用意しプレゼント。

カレンダーを受け取りました徳田施設長は
「女性選手の方も男性選手と同じ条件で、ブレーキのない競走車で
レースをしているのはすごいですね。腕利きの選手が多数載っていますので、
ぜひカレンダーを活用しながら顔を覚えたいと思います。」
とお礼の言葉を述べました。


全日本オートレース選手会浜松支部は毎年、
次世代を担う子どもたちの健全な育成を願い、
浜松市内の児童福祉施設へ訪問し、寄付活動を行なっています。

西川頼臣支部長&鈴木健吾選手、選手会浜松支部選手の皆さま。
今回もありがとうございました!


posted by ブンブンボーイ at 18:08 | イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする